小論文
歴史を学ぶことの大切さ 1/3
私はほとんど毎週末、実家のある大阪に帰っています。父親の介護のためです。私の父は、第二次世界大戦に参戦しています。あの戦争のことを、太平洋戦争と歴史の授業では習いますが、ほんとうの呼称は大東亜戦争です。あの戦争に日本が突…
続きを読む教育の理想 5/5
ここまで話が長くなりましたが、日本の歴史の中で最もすぐれた人材を育てた教育の方法は、寺子屋や藩校の教育方法です。その教育の要は、学年ごとに輪切りにし、同じ学年だけでまとめて教えないことです。年少者は年長者から学問を学び、…
続きを読む教育の理想 4/5
第一回目のノーベル医学賞を、受けるはずであった北里柴三郎は、明治8年に東京大学に入学しています。彼の知識の基礎を作った時期は、幕末でした。いかにその当時の教育環境がすばらしかったかが、うかがえるというものです。また、北里…
続きを読む教育の理想 3/5
幕末に、これらのすぐれた人材を輩出することができたのは、江戸時代の教育がすばらしかったからと言うことを、前のこのコーナーで書きましたが、繰り返しますが、江戸時代の教育とは寺子屋の教育のことです。あるいは各地の藩校での教育…
続きを読む教育の理想 2/5
当時の庶民の学力が高いことももちろんですが、それより評価すべきは、その魂の高潔さです。 いくら頭が良くても、その才能を自分の欲望を満たすためだけに使っていたなら、日本には明治維新が来なかったでしょう。今頃日本という国が存…
続きを読む教育の理想 1/5
最新の教育水準を表すデーターによれば、OECD加盟国の中で日本は、世界一の学力を示しています。 ゆとり教育で、一時期世界チャンピオンの座を他国に譲っていましたが、また最近チャンピオンの地位に返り咲きました。江戸時代のころ…
続きを読む記述式の問題、文章を書く訓練
私立大学での出題は少ないですが、多くの国公立大学では記述式の問題が出題されます。都立高校の入学試験でも記述問題は必出です。多くの受験生はこの記述式問題が苦手だと言います。文章を作成することが苦手なのでしょう。 記述式問題…
続きを読む世界史の始まり 2
フビライは中小都市を直接支配したのではなく、それぞれの都市は、モンゴル貴族が世襲する所領でした。それはたとえば、徳川幕府が日本各地の藩を治めた時のようなものでした。実際には元朝は純然たる遊牧帝国で、首都大都にもモンゴル族…
続きを読む高校入試 国語 評論の出題傾向 (大学入試の現代国語もかぶります) 5 少子高齢化+(政経)
グローバル化や、地球共生文化などという美辞麗句で、移民を促進しようとしている勢力がありますが、これは要注意です。移民がどの国でもうまくいっていないことを、もっと客観的に見るべきです。移民はまず単純労働者からはいってきます…
続きを読む高校入試 国語 評論の出題傾向 (大学入試の現代国語もかぶります) 4 少子高齢化+(政経)
もうひとつ論じておかなければならないのが、移民問題です。移民は少子化を解決するいい手段ではあります。しかしそれにともなうリスクがあまりに も大きいです。移民よって安易に少子化を解決しようとすることには私は大反対です。アメ…
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