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歴史を学ぶことの大切さ 1/3

069私はほとんど毎週末、実家のある大阪に帰っています。父親の介護のためです。私の父は、第二次世界大戦に参戦しています。あの戦争のことを、太平洋戦争と歴史の授業では習いますが、ほんとうの呼称は大東亜戦争です。あの戦争に日本が突入していったとき、当時の日本政府が、閣議決定して決めた呼称です。それを敗戦後、日本を悪者にするために、アメリカが太平洋戦争と名前に変えさせました。大東亜戦争という言葉を禁じたのです。太平洋戦争という呼び名は、今でも歴史の教科書で使われています。

このように歴史は勝者によって都合の良いように書き換えられます。まだ私たちの日本は、私たちの歴史を取り戻していません。大東亜戦争に負けてから、まだ私達の歴史がゆがめられたままなのです。このようなことを話すと、危険思想だと誹謗されることがあります。これからの話は、私の父の世代、あなた達の祖父母の世代の名誉にかかわることなので、話しておきます。ぜひとも読んで心にとどめておいてください。

私の父は八丈島の守備隊として、終戦をむかえました。父は画家(父の絵はブログのところどころにはりつけてあります)です。東京美術学校(東京芸大)を、戦時中のため3年で繰り上げ卒業させられ、幹部候補生として訓練をうけたあと、すぐに八丈島派遣されました。最初は硫黄島に行く予定でした。ところが硫黄島に立つ2週間ぐらい前に、いきなり八丈島に変更になりました。もし父が硫黄島に行っていれば、たぶん戦死していたでしょう。そして今この私は、この世に存在しなかったでしょう。硫黄島の守備隊は、玉砕しました。玉砕とはほとんど全員戦死することです。

 

 

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