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社会

小論文 (EU グローバル化) 17

世界は一つなどとと、きれいごとは言えますが、あれだけ歴史的にも宗教的にも似通ったEU内ですら、一体感持てないのです。同じヨーロッパ人としての、平等意識ができないのです。まして世界統一など夢のまた夢です。ドイツ人はどこまで…

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小論文 (EU) 16

このようにしてその国のライフラインまでもが、グローバル資本の傘下に入っていくのです。EUは経済的合理性を求めて統一したはずです。その第一の恩恵は、普通の市民の所得が増えるという形で、EUの住民が享受すべきものです。しかし…

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小論文 (EU) 15

ここでまたEUに話をもどします。ギリシャは国債を返す(借金を返済する)ことができません。ギリシャ国債はユーロ建てだからです。なのでECBによる財務介入を受けています。倒産しかけた会社を救済するために、銀行が介入するのと同…

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小論文(EU、と日米) 14 

アメリカのプレゼンスには、どこの国も対抗できません。まして日本は敗戦国です。いまだに第二次大戦で負けたことが、尾を引いています。白人が支配する世界に、盾を突いたのは日本だけです。白人からしてみれば、日本さえいなければ、今…

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小論文 (EU 国際通貨) 13

均衡財政の誤謬は、国家の会計を、一家庭の会計と混同することから生じます。国家はお金を刷ることができるのです。普通の家庭では無からお金を刷ることはできません。やれば犯罪になります。EUも日本もまだまだ国債の発行(通貨の発行…

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小論文 (EU) 12

ここまで、EUの問題点を指摘してきました。最後にもっと深刻な問題についてお話します。今回述べることはEUだけの問題ではなく、日本も含めた世界全体の深刻な問題です。 まずは財政均衡化の誤謬です。財政均衡化という言葉を知って…

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小論文 11 (EC)

ギリシャやスペインは、財政出動の景気対策ができないどころか、この経済が落ち込んでいる時に、緊縮財政をECBから強要されています。政府の財政が悪化して、国債(政府の借金)を償還(返済)できないので、ECBに救済(借金の減額…

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小論文 10 (EU)

金融政策に関しては、EU各国に主権がないことのデメリットはまだあります。どこの国でも景気が悪くなると、政府がお金を使います。不況時は需要不足なので、公共事業を増やしたり、減税したりして、需要を作り消費や設備投資を刺激する…

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