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小論文(EU、と日米) 14 

300px-So-yaアメリカのプレゼンスには、どこの国も対抗できません。まして日本は敗戦国です。いまだに第二次大戦で負けたことが、尾を引いています。白人が支配する世界に、盾を突いたのは日本だけです。白人からしてみれば、日本さえいなければ、今でも白人が世界を支配し続けることができたのにと 思っているはずです。もし日本が日露戦争に負けていたなら、今でも世界中に白人の植民地があり、アパルトヘイトが残っていたでしょう。

第二次大戦で叩きのめしたままに、日本の力を削いでおきたいというのが彼らの本音です。まして直接戦ったアメリカは、日本の力をよく知っています。アメリカ は北米大陸に清教徒が上陸して、インデアンを殺戮しながら、西へ西へ侵略してできた国です。そして東海岸に達すれば、今度は太平洋に乗り出し、ハワイを征服し、フィリピンを征服し、中国大陸を征服しようとしました。しかしそこに日本いて邪魔だったのです。第二次大戦の根本的原因はここにあります。日本の学校教育では、軍国主義のせいだとか、中国侵略のせいだとかを、先の大戦の原因としていますが、アメリカはどうしても日本を排除したかったのです。それが第二次大戦の根本原因です。

日本のプレゼンスを回復するには、ひとつは自主憲法の制定、もうひとつは強い正式な軍隊を持つことです。アメリカは中国に対抗するためや、日本の経済力を利用するために、ある程度日本の自立を認めますが、本当に日本が力をつけることを妨害します。アメリカの中枢を握っている人たちが、最も恐れていて最も尊敬しているのが日本だからです。

以前にも述べましたが、日本はアメリカに対して、特許貿易で黒字です。もちろん世界のどの国に対しても黒字です。ノーベル賞の数を持ち出さなくても、特許の黒字が世界一だということは、日本の科学技術力が世界一であることの証明です。また最近調査された、OECDの成人の能力調査で、日本はダントツ世界一でした。このように日本の潜在力はおそらく世界一でしょう。客観的データがそれを示しています。だからアメリカの中枢にいる人たちは、日本が本来の姿に目覚めて、かくれていた力に目覚めることを恐れているのです。

日本に欠けているのは政治力です。安部総理もがんばっていますが、アメリカの顔色を見ないと日本は何もできません。日本のプレゼンスの回復が、アメリカのためにもなるということを、アメリカを説得しながら、日本は力をつけていかなければなりません。

 

 

 

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