どうしても、だらだら勉強してしいまい、集中力に欠けることがあります。もっと本気になって集中して勉強したいと、みなさんも思っているでしょう。それには勉強の計画の立て方を、工夫すればいいかもしれません。みなさんはどのような勉強の計画を立てているでしょうか?
数学1時間 英語2時間 理科と社会で1時間、というふうに大雑把に時間を決めて勉強している人が多いと思います。しかしこれで集中力がいまいちだと思っている受験生のみなさんは、一度もっと細かく時間を区切った勉強の計画を立てて見てはどうでしょうか。
たとえば、英語の2時間を、 英単語20分、音読20分、長文読解40分、英文法20分、過去問20分、 というふうにです。このように時間を細かく指定するやり方ですが、そのコツは、それぞれの勉強時間を少し少ない目にとることです。たとえば英語長文読解の場合、一時間ぐらいはかけてじっくり取り組みたいところでしょう。時間をかけてじっくり一つの分野を勉強するやり方も決して悪くありません。しかしそこをあえて短縮して40分ぐらいにします。そうするとだらだらしている暇はありません。ある程度一つの分野、長文読解なら長文読解で、納得のいく達成感を得るには、だらだらしている暇はないので。必然的に勉強に集中しなければなりません。
英語長文は一つの文章を読み終えて、初めて達成感を得ることできます。勉強をはかどらせるためには、この達成感を味わうことが大切です。実力がついてきたと感じた時、偏差値が上がったとき、テストの点数がよかったときなどには、達成感を得ることができます。でもできれば毎日なんらかの達成感を得られれば、それに越したことがありません。小さな達成感の積み重ねが、勉強を後押ししてくれます。