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英語 リスニング 1/2

149最近は、受験英語にリスニング問題がふえてきました。受験生のみなさんは、リスニング対策はどうしていますか。英語の音声のCDやテープを聴くといったぐらいの対策しか、していないのではないでしょうか。

リスニング力を鍛えるには、英語の発音が正確にできなければなりません。基本的に人は、発音できない音声を聞き分けることができません。たとえば、日本語と英語の発音の典型的な違いとして、よく例に出されるRとLがありますが、それを間違いなく正確に発音することができるでしょうか。これを正確に発音できなければ、このRとLを聞き分けることはできないのです。私が受験したころ、多分あなたのお母様の世代もそうだったと思いますが、リスニングの問題を受験で出題されることは、めったにありませんでした。そのかわり、発音やアクセントの問題がありました。英単語が書かれていて、その単語のアクセントの位置をたずねたり、いくつか英単語が書かれていて、その中から違った発音をする単語を選んだりする問題でした。近頃そのような問題はめっきり少なくなり、替わりに、リスニング問題が出題されるようになりました。センター試験もリスニング問題が課されるようになり、配点もかなりのものです。したがって、受験生は、リスニングのために、特別な対策をする必要が生じてきました。

リスニング対策は、発音対策でもあります。まずは先に示したように、RとLのように英語独特の発音を、できるようにならなくてはいけません。RとLのほかには、she, と、see, の違いを発音できるかというのもあります。これらは、独学で区別できるようになるのは、かなり難しいです。ネイティブの人は、もちろんネイティブなので、発音ができますが、生まれた時からできているので、教えるのはへたくそです。はっきり言ってあまり先生としてはふさわしくありません。日本人で区別できる人から教えてもらうのがベストです。またネイティブでも、発音のあやしい人がけっこういるのも要注意です。

うちの塾では、正確な発音練習を、少しずつ学ばせるようにしていますが、学校の英語の先生なら、まずできると思います。学校の先生を、この際利用してください。そのほか独学で学べるお勧めの教材として、「英語耳、発音ができるとリスニングできる」(松澤喜好)が、あります。また歌を通じて発音と聞き取りを学ぶ方法もあります。この教材も、アメージンググレイスで、歌から発音を学習できるようにしています。

次回は、ビートルズの Yesterday を例にとって、その訳の解説をまじえて、発音練習の仕方を解説します。

 

 

 

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