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基本書を1冊に絞り込んで反復練習 (東大首席卒業の弁護士)

037ヤフーニュースに興味深い記事がありました。東大卒のエリート美人弁護士のインタビューです。内容はおもに勉強のやり方についてです。実力を効果的につけるには、勉強の集中と選択をしなければならないということを言っていました。いつも私がこのコーナーで強調していることです。

彼女は、各教科一冊基本的な問題集を選んで、それを繰り返し復習したと話していました。それで受験エリートを歩んできたそうです。下にURLを貼り付けておきますので、是非読んでください。内容は私がいつもこのコーナーで話していることと同じです。

彼女の勉強のやり方は、もっとも理にかなった方法です。ただもともと地頭がよかったのも事実だと思います。一応彼女のインタビューからの抜粋をしておきます。

――基本書を1冊に絞り込んで反復練習を継続、という勉強方法は誰の教えですか。

 やはり両親の教育が基本になっていると思います。幼い頃、同じ絵本を何回も何回も読み聞かせしてもらいました。妹には私が読んであげたのですが、私は、 間違って絵本を逆さまにして読んでいた。文字を追っていたわけではないのです。それでも音読できました。何度も読んでいた絵本なので文章を暗記していたの です。繰り返して身に付けるという勉強方法は、王道だと思います。1回の精読で読み取ろうと思っても疲れてしまいますが、何度も読むと思うと気楽にさらっと読めますし、繰り返しているうちに頭に入ってきますよ。

――基本書を1冊に絞り込むのは勇気がいりますね。

確かに、「あっちの本のほうがいいのでは? 」と不安になりますよね。だからこそ、基本書を選ぶまでの正当化プロセスが大事です。大きな書店に行って何 冊もじっくり比較検討してください。同じ項目をいくつか見比べて、「この本がいちばん詳しくて網羅的で正しい」という確信を得る必要があります。

ほかにもいろいろな勉強法があると思います。でも、結論として、私より成績がいい人はいませんでした。

――「自分より成績のいい人はいない」。東大首席卒業者にしか言えないセリフですね。しかも、成績表はすべて「優」というのが驚きます。

東大に入学したとき、周りがみんな賢いと思っていたので、「これぐらいやらないと『不可』を取ってしまう」と思って勉強しました。結果は全優。すごく気持ちよかった。1回全優だと、次からも優でそろえたくなりますよね。 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140221-00031168-toyo-bus_all&p=1

 

 

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