模擬テストの受け方 2 大学高校受験生へ
以前模擬テストの受けた後の、模擬テストの利用の仕方、勉強仕方についてこのブログでお話しましたね。今回はずばり模擬テストの受け方そのものについてお話します。
模擬テストはいわば本番の予行演習ですね。消防訓練でも本番さながらに演習することによって、実際に火事になった時にその成果が発揮されます。模擬テストも同じです。もちろん試験問題は本番の入学試験で出題されそうな問題を出しています。だから受験生の側も、できるだけ本番さながらの態度で受けることによって、さらに模擬テストの効果が発揮できるようになります。
たとえば、時間の使い方です。本番なら会場までの交通機関をよく調べ、何時に試験会場に着くかあらかじめ決めておきます。模擬テストもそのようにしてください。試験会場に早く行くのか、ぎりぎりに行くのかも、本番の入学試験の時と同じ時間帯にしてください。お昼ごはんで食べる物も、本番を意識して決めてください。生理学的見地から判断すれば、消化にはかなりのエネルギーを使うそうです。食事のあり方も重要です。またこれはうちの塾の生徒の話ですが、本番で使う鉛筆には特別のこだわりがるようで、模擬テストの時も必ずその鉛筆を持っていっていました。入試の時に使う時計にもこだわりがあ生徒もいます。腕時計でなく小さな置時計を使います。模擬テストでもそれと同じ時計を持って行くようにしていました。
もちろんいくら模擬テストを本番の試験に近づけても、実際入学試験では半端なく緊張するものです。しかし少しでも本番に近づけることで、緊張を軽減することができます。模擬テストもただなんとなく受けるだけでなく、ここまでこだわりを持って受けてください。このくらいの気持ちで模擬テストを受けている受験生は、今までの私の経験からみて、必ず偏差値が上がっています。あなたも模擬テストをできるだけ本番に近づける工夫をしてくださいね。
模擬テストは、1年中色んなものが開催されているので、インターネットで検索してみてください。