今回のブログは、タイトルどうり、「1点が命の分かれ道ですよ」、というお話です。これは大学入試関係者に聞いた話ですが、合否をわける境界線には、1点差で何十人、多い場合は何百人という受験生がいるそうです。その証拠に、うちの塾ではしばしば補欠合格者が出ます。補欠合格が、私どもような小さな規模の塾に、高い確率で出るということは、合否のラインに、受験生がいかに多くいるかということの証拠です。
国立大の助教授をしている知人の話ですが、毎年入学試験の時には、合否の判定会議をするらしいです。その時どこで切るか、どこまでを合格とするか、1点差でたくさん受験生がいるから、合格者の人数を決めるのが難しいそうです。なるべく1点差による人数が少ない場所を選ぶのだ、と彼は言っていました。
1点を粗末にしないために、まずはこの現実をしっかり認識することです。そうすれば、1点を粗末にするようなことがなくなっていくだろうと思います。そしてより緻密な勉強になっていくでしょう。