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受験で運を味方にするには 13

言うまでもなく学歴だけで人生が決まるわけではありません。しかし人間死ぬまで勉強です。何かを学ぶことは一生を通じて終わることはありません。受験勉強はそのための予行演習なのです。この時期に身に着けたことは、一生ついて回ります。一生ついて回るというのは、学歴や勉強の中身のことではありません。数学の微積や英語力がその後に役に立つこともあるでしょうが、今私が言っているのはそのことではなく、勉強に向かう姿勢とか勉強のやり方とかの、ソフトの部分です。
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この時期につけた習慣や学ぶことへの意志力や学習の感覚はこれからも人生に大きく影響します。この時期に自分をかけてがんばることによって、後々あなたの人生をより良い方向に導いていくでしょう。勉強することは学校を卒業して社会人なってからの方がずっとたくさんあります。度な受験勉強は良くないと言われ、点数主義への弊害が指摘されることもあります。机の前に座ってだけの勉強ばかりしていると、バランスの欠いた人格や体になるということです。たしかにいわゆるガリベンというタイプになるということの害ですでも私の経験からかつて小中学校でガリベンと言われていた同級生は、進学校にすすみ一流の大学にすすみ、ベンチチャーを立ち上げたり、企業の研究室でいい仕事をしているようです。みんながみんな成功しているわけではありませんが、総じて同級生のガリベンの人生はうまくいっているようです。それぞれの家庭生活までは知りませんが、少なくとも日本や社会の役に立っているようです。なのでガリベン大歓迎です。
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それより僕が受験勉強の弊害を感じるのは、点数主義というか、完璧主義です。失敗することへの過剰な恐れです。これはちょっと失礼な言い方になりますが、サラリーマンもこの害毒に侵されています。失敗を恐れていたら進歩がありません。前例がないからこそ、結果が予想しずらく、チャレンジの意味があるのです。いくら失敗しても最後に成功すればいいのです。あるいはトータルでプラスになればいいのです。ときには損害を被るとわかっていも実行することも必要なのです。日本の経済の停滞もこのことと無関係ではないと思います。自己保身に走っていてはじり貧になるばかりです。運気も低下していきます。次回はこのこと具体的なことを例に出して説明します。
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