一人ひとりの生徒を塾長が責任を持って個別指導しています

文京区、豊島区、新宿区の生徒が通う個別指導塾 笑顔の学習塾

やる気を出す、3/4 (勉強のやり方が原因)

シクラメン 父の絵です

シクラメン
父の絵です

やる気がなくなった原因が、勉強そのものにある場合はどうでしょうか。ちょとここで、やる気がある時はどんな時なのか考えてみたいと思います。あなたにも経験があると思いますが、他のだれよりも理解が早くて、だれよりもうまくできれば、だれだって楽しいでしょう。スポーツでもそうですが、人よりうまければ、やっていて楽しいものです。理解が早くて、すすみ具合も早くて、おまけに結果もよければ、まずやる気になれないということは、ないでしょう。しかし、この逆に、人よりできなくて、理解が遅くて、答えがわからない時は、やる気が起きないでしょう。しかも結果が、本人の希望に添うものでなかったら、なおさらだと思います。

だから、勉強で解らないところがあったら、できるだけ早く解決することが大切です。すぐに先生でもつかまえて、解決してしまってください。解らないままに、ほったらかしにしないようにしてください。あまりにも解らないところが多いと、勉強がいやになってしまいます。解らないというのは、マイナスの感情です。解らないが蓄積すれば、潜在意識にマイナスの感情がたまり、それがある限界を超えると、ほんとうに勉強がいやになってしまいます。苦手意識も出てきます。勉強のやり方が、わからない時もそうです。そういう時も、だれかに聞いたり、調べたりして、できるだけ早くに解決するようにして下さい。

それよりもっといい方法は、最初から、あまり難しい教材に手を出さないことです。しっかりとした基礎力がついてから、始めてください。基礎については、また次のコーナーで詳しく書きますが。解らなければ、すぐに答えや解説を見てください。問題を解く前に、答えや解法を見て、理解してから、問題を解くというやり方もあります。だから答えや解説の不十分な教材は、使わないでください。原則として、取り組んでいて嫌になってしまう教材は、あなたの実力を超えています。でなければ、あなたの教材のやり方、取り組み方そのものが間違っています。あなたの実力を超えるやり方でやっています。繰り返しますが、問題を解く前に、答えや解法を見て、理解してから問題を解くというやり方もあるのです。ストレスをできるだけ感じないように、あなたが選ぶ教材の難易度や、教材のやり方については、柔軟に対処して下さい。

そして、ここからがもっと重要なことなのですが、そうして理解できたその問題を、繰り返し解いてください。一度解いた問題は、2回目以降は時間もかからないし、そんなに疲れません。二回目以降解くのは簡単ですし、楽しく解けます。しかもこの同じ問題を繰り返し解くことが、思いもよらない大きな実力をつけてくれるのです。反復練習は実力アップの近道なのです。これは勉強の極意です。すべての学習の真髄です。(つづく)

コメントを残す