子供を励ます、生徒をはげます、 (お母様から)
時々受験期のお子さんを持つ親御さんから、子供とどう接すればよいか、またはどう励ませばよいかという質問を受けます。私が生徒を励ます時は、まずその生徒のよいところをほめます。ほめ方も難しいです。見当違いのことをほめても、生徒はうれしくありません。むしろ何か魂胆があるのではないかと警戒します。ほめるためにはよくその生徒のことを理解しておかなかればなりません。こちらが心からほめているのかどうかということも、生徒は簡単に見抜きます。敏感です。
いいところをほめられると、生徒は自分が認められたことがうれしくて、心をひらいてくれます。自分の存在意義を確認できるのです。そこで「将来どうしたいの」、とか「行きたい学校でもあるの」、とか聞いていきます。決してこちらから、「こうすればよい」、「こうししなさい」、などと言いません。特に命令形は厳禁です。このように生徒の気持ちにそってカウンセリングしていきます。そうすれば、自分の進路や、将来に対する不安について、かなり率直に話してくれます。子供は大人が思っている以上に、真剣に考えています。だったらどうすればよいか、一緒に考えます。そこで、「だったらそのためにもう少し勉強しないといけないね」、とかの話にもっていきます。
困るのは、そういう時になげやりなことしか言わない生徒です。「
しかしそんな自己否定的な暗い生徒も、
親御さんからうまく励ましてくれたと感謝されることがありますが、私のできることはこれくらいです。