大学入試 英語の勉強方法
英語の勉強法に関しては何度も書いてきましたが、またあらためてその肝となるところの解説をします。入試英語は長文読解が配点の大きな部分を占めます。な ので語彙力をつけることが最低限の条件です。また英文法問題の練習をしても、意味のわからない単語があればその度に辞書を引いていては、わずらわしく勉強 が嫌になってきます。
英単を暗記するためには、ずばり「速読英単語」という教材を学習するのが近道です。辞書のように単語だけを並べたターゲットのような教材はお勧めではありません。英単語は文章といっしょに学習しないと身につきません。
また一度自分で日本語にした文章なら、そこにある英単語の意味を覚えることが楽です。あなたも経験があると思いますが、リーダーの教科書を訳した直後なら単語の意味を覚えているでしょう。最初からなんの脈絡もなく丸暗記するのとは大違いです。
速読英単語を利用するメリットはこれだけではありません。なにより英語長文読解の勉強を兼ねることになります。速読英単語は英単語暗記の教材というよりむしろ英文読解の教材でもあります。
本来なら英語の語彙を増やすには、たくさんの英文を読んで、わからない単語が出てきたらその都度調べ、単語帳に整理しコツコツ暗記していくのが王道です。私 が受験したころは、コンピューターで分析し、大学入試に出題される頻度の高い英単語を選んだ単語集ということで、「試験に出る英単語」という教材がありま した。今ではあたりまえのことですが当時は画期的なことでした。それまでは英語の辞書を元にした単語集しかなく大変非効率でした。この「試験に出る英単 語」という教材は一回目の英単語暗記方法のブレイクスルーでした。だとすればこの「速読英単語」は2回目のブレイクスルーになります。そのくらいの価値が この教材にあります。私の受験期にこのような教材があればもっと効率よく勉強できたのにと思います。
次回は「速読英単語」の教材の利用の仕方についてもっと詳しく説明します。楽しみにしていてください。