再び国語につて
英語や数学、社会や理科は、とりあえず問題集をやれば、
ではどうすれば、
それに適している本は、前にもこのコーナーで紹介しましたが、
読書以外の方法で、国語の点数をあげるには、国語の問題集をやるしかありません。でもその時にはやり方があります。私は生徒を教えていて気づいたのですが、 生徒が解答を出した時に、その理由を私に説明するようにさせました。すると正答率がぐんと上がってきたのです。解答に到る道筋を論理的に理解することと、それを 他人にわかるように理論整然と説明することが、国語力の向上につながったようです。いつも塾生全員を、一人ひとり個別で私が観るのは物理的に不可能ですか ら、最初いくつかの問題を一緒にやって、少しコツが飲み込めれば、あとはなぜその答えを導いたのか、私に説明するつもりで、自分で小さな声で独り言を言うよ うにしなさい、と指導しています。問題の解答にさいしては、制限時間を守りますが、その説明には時間制限を設けず、しかっり時間をかけて考えるように と、指導しています。
よく考えてみれば、数学も英語もその他の教科も、きちんとした法則やルール、論理的な裏づけにのっとているわけです から、国語も例外ではないはずです。国語だけ感にたよっているのは、不自然ですね。国語も学問として勉強するなら、理屈が通じるはずです。だから理論立てて勉強すれば、当然点数が上がるはずです。あなたも、ブチブチ言いながら、国語の問題を解いてみてくださいね。