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受験生は、寸暇を惜しんで勉強しよう

item20130826004s先日、都電に乗っていると、向え側に座っていた中学生の男子生徒が、突然電車の中で,英語の教科書とノートを取り出し、勉強を始めました。開けた教科書から判断すれば、中学2年生のようでした。あいている隣の座席の上にノートを広げ、教科書を書き写していました。きちんと定規を使ってノートに線を引き、そこに英単語を整理していました。電車の中という狭く揺れる環境で、よくあんなにもきれいに書けるものかと、私は感心してし観てしまいした。都電の4駅ぐらいの短い時間で勉強しています。まさに寸暇を惜しんで勉強しているという感じです。彼は、Look for  の意味が解らなかったようなので、私は思わず、その意味は「さがす、見つける」だよ、と教えてしまいました。

こんな劣悪な環境の中でも、勉強するのだから、かなり優秀な生徒だと思います。しかもまだ彼は中2です。私が大学の受験勉強している時も、こんな感じで、つねに何か教材やまとめたものを持っていました。少しでも時間に隙間があれば、目を通していました。そのころ私は26歳で、受験の費用を自分で稼ぐために、ホテルで皿洗いをしながらの勉強でした。勤めていた会社を辞めてからの受験で、両親には内緒にしていたからです。いつもポケットに英単語帳を潜ませて、少しの暇でも読んでいました。単語帳は旺文社から出ている、赤尾の英単語でした。当時は英単語暗記本としては、オーソドックスな本でした。

そんな短い時間の勉強で、どれだけ英単語を覚えられるか、疑問に感じられる人がいそうですが、本当に受験勉強にはまっていくと、みんなこんな感じになっていきます。日常がすべて受験一色になってしまうという感じです。私 の場合は、バイトの休憩時間や、バイト中の暇な時間が貴重な学習時間でした。現役の高校生だったら、通学の電車の中とか、受験に関係ない教科の授業の間も、重要な勉強時間ですね。以前、山の手線の中で、英単語を覚えるのが習慣になっている生徒がいました。彼は毎日一周以上,山の手線に乗っていました。 それで彼は英単語には自信をつけたようでした。

隙間を使っての勉強は、一回の時間も短いし、周囲が騒がしかったりするので、ぱっと見ただ けで勉強になるもの、おもに復習に類することをするのがよいと思います。もう5回以上読んだ英文を読むとか、ほとんど覚えている英単語の確認とか、もう何 度も繰り返し解いた英文法問題に、さらに目を通すとかがいいでしょう。

あなたも、この寸暇を惜しんで勉強する、という感じになるまで受験勉強にはまってください。そうすれば、必ずいい結果が出ますよ。

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