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やる気を出す 2/4

wall20130717001s勉強に対して、やる気が落ちた時に、あなたの気持ちに共感してくれる人、話を聞いてくれる人がいれば、それだけで、かなりやる気が回復できます。だだそこで大事なことは、話を聞いてくれる人が、あなたの行為や、あなたに対する相手の行為に対して、良い悪いの価値判断を下さない人でなければなりませ ん。もしあなたにそういう人、価値判断を下さずに、あなたに寄り添ってくれる人がいるならば、そういう人はあなたにとっては財産です。たとえばあなたが、「けさ、起きたら体がだるくて、なんとなく問題解く気になれないの」、と言えば、「だるくて、勉強がする気がおきないんだね」、とだけ言ってくれる人です。でも決して、「もっとがんばらないと、だめだよ」、とか、「だったら、休んだ方がいいね」、などと言わないで、ただ、あなたの気持ちを確認して、受け入れてくれる人のことです。そういう人はあなたにとって大切な人です。たとえその人が、何か言ったとしても、「だけど、がんばっているんだね。えらいね」、とかぐらいしか言わなくて、あなたには、意見をしない人のことです。これは、かなり心に余裕がないと、できないものです。「あの時のお母さんの言い方にカチンときたんだ」、 とあなたが言えば、「お母さんの言い方が腹立たしかったんだね」、とただおおむ返しのように、言ってくれ人がいれば、あなたは救われています。

でももし、そういう人がない場合は、どうすればいいのか。その時は、ペットでもいいかから、ペットに向かって話しかけてみてください。犬や猫でも不思議なことに、意外に話を聞いてくれるものです。気持ちを共有できるものです。もちろんペットは、あなたに対して、意見はしません。自分の 飼っていた犬に、なんでも話しかけて、登校拒否から抜け出した生徒がいました。「もし、ベア(犬の名)がいなければ、私の人生が、どうなっていたかわからない」、と彼は言っ ています。猫も、私たちが想像している以上に、あなたの言葉も、あなたの気持ちも、理解してくれます。もしペットがいなければ、植物でもいいでしょう。ぬいぐるみでもいいかもしれませんね。あなたも試してみてください。不思議と気分がすっきりして、前向きのエネルギーがわいてきますよ。

最近コーチングというの言葉がはやっていますが、コーチングの基本は、まずクライアントの気持ちや意見を、受け入れて、確認し、クライアント自身が、自分の気持ちや、問題点を、理解できるようにもっていきます。そうすれば、クライアントが、自分自身で問題の解決策を見つけて、自分で解決してしまうのです。解決策は必ずその人自身の中にあります。本人は気づいていませんが、答えは本人が知っているのです。あなたも、いい友人や先生がいない場合は、ご自分でコーチングしてみてください。ペットに話を聞いてもらうということは、自分でコーチングしていることと同じなのです。(つづく)

 

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