うちの塾生が悩んでいたのですが、センターの過去問に取り組んでいるのだけど、点数が安定しないので不安だというものです。勉強のやり方が悪いのか、まだセンターの過去問に取り組む実力ではないのでもっとほかの練習問題に取り組んだほうがよいのか、またはそもそもセンター問題の取り組み方勉強の仕方が間違っているのか、という悩みです。

その生徒は日本史は安定して９割くらい取れるようになりましたが、国語が悪い時は１２０点以下いい時には１８０てんくらいで不安定、英語は時間をかけると１４０点くらとれるが、制限時間内だと１００点～１２０点くらいです。受験科目は、日本史、国語、英語です。

そこで私からのアドバイスです。２ヶ月前でこんな様子だと不安になるのももっともです。でも多くの受験生がこんなもんです。ある意味標準的な高校３年生だと言っていいでしょう。まだまだみんな不安なのです。

だからと言ってここでみだりに勉強の方針を変えてはいけません。この時期に新しい教材に取り組むのは原則禁止です。この時期のセンター対策は過去問を中心に取り組まなければなりません。決して過去問からはずれてはいけません。一度解いた問題はよく解説を読んで、解くのにかけた以上の時間を費やして復習してください。もう一度言いますがかけた以上のの時間を使ってください。ただ理解するだけでなく関連知識もそのときに補充してください。英語長文は完全に和訳したあとしっかり音読してください。できれば文法問題も音読してください。答えあわせをして間違えたところを訂正するだけでは実力がつきません。合否の目安の材料としてだけ過去問を利用してはいけませんよ。過去問は宝の山です。しっかり味わいつくしてください。

ただし今まで仕上げた教材を復習してより完璧にするのはOKです。また今までに受けた模擬テストを復習するのもいいでしょう。むしろ奨励します。

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