だから最後まであきらめるな

2020年11月22日

模擬テストの結果が良くなくて、とうてい合格するなどとは思えない受験生でも、合格することがよくあります。A判定でも受からない受験生がいるようにです。そしてそういう模擬テストの結果よりずっといい結果をのこす受験生には、いくつかの共通点があります。

「最後まであきらめない」　「狂ったように勉強している」　「過去問を徹底的に復習している」　「今ままでやった問題集の復習をしつこいくらいしている」　などです。そのほかにはここではあまり大きな声では言いたくないですが、もともとI地頭がいい受験生が多いのも事実です。

最後まであきらめないということ自体ある意味狂っています。模擬テストでダメだと出ているのに受かると思い込むのは常識を超えているからです。だから狂ったように勉強するしかないのです。食事と睡眠と排泄以外はすべて勉強です。移動時間も録音音声を耳に挟んで聴いています。

また逆転合格する生徒は、一人残らず過去問を徹底的に復習しています。過去問を志望校に合格するかどうかの判定に使うために、最後まで手を付けずにいる生徒がいますが、これは最低です。また一度やれば答えをほぼ覚えてしまっているので、何度も解く必要がないと思ってしまう受験生も多いですが、これもダメです。答えを覚えていようがいまいが，何度も同じ問題を解いてください。やればやるほど気づきがあります。志望校の入試問題の傾向もわかってくるし、どこを補強すれば近道なのかもわかってきます。

もう合格判定が出ている受験生も、そうでない受験生も、これから残り僅かですが、貴重な時間です。狂ったように勉強して、ラストスパートをかけてください。奇跡はそこからしか生まれません。