ではもともと校幸運を積み上げるとはどういうことでしょうか。人生で成功した人は晩年になって自分が成功したのは運が良かったからだとみなさん言います。決して実力があったからとか、能力が高かったからだとは言いません。もちろん成功できる人ほど謙虚なので謙遜もあるでしょうが、長いスパンでみればなにごとにおいても成功に一番大事なのは運なのです。

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笑顔の学習塾のホームページにも書いているように、私が早稲田に２６歳で入れたのも運がよかったからとしか言いようがありません。もちろんそのとき死にもの狂いで勉強しのは事実ですが、あの年齢で受験勉強ができる環境にあったこと、後輩が突然やってきて受験をさそってくれたこと、時給のいいバイトがありかつ肉体労働だったので受験に必要な体力をつけることができ、受験費用も自分の力で稼げたこと、彼女（現在の妻）が応援してくれたことなど、今から振り返れば、もしどれか一つでも欠ければ受験はうまくいってなかったと思います。

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運をよくするに色んな条件がありますが、まず最初にご両親との関係を良くすることです。これが簡単なようで人によっては難しい。いつも顔を合わせているし、遺伝子的に近い身内ほどむずかしいものです。特に母親というのはどこの家庭でも口うるさいものです。 まだ若いあなたたち受験生に特に知っておいてほしいのですが、  父親と違って母親は自分の子供を直接自分の肉体から産んでいるので、子供は自分の体の延長や自分の体の一部だという感覚でいます。父親にはそういう感覚はありません。これは母親だけが持つ感覚です。子供が苦しんでいると母親はもっと苦しいし、子供が勉強をさぼっていると母親自身が悪いことをしているように感じ自分を責めるのです。

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そこをあなたたち受験生は理解してあげなければなりません。うまく母親の心配や気疲れを癒してあげると、あなたも余計なことにエネルギーを浪費せずして、受験勉強にエネルギーを集中させることができます。そしてそういう時に運がめぐってくるのです。母親を癒すとはあなたが勉強を頑張っていると母が認識できるようにするのです。最悪ポーズだけでもいいです。母親の子供へのストレスがなくなるだけで、あなたはずっと勉強しやすくなります。

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