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模擬テスト

模擬テストに関して言っておきたいことが、いくつかあります。まず模擬テストは今のあなたの実力を、ありのままに写してくれます。どこの大学やどこの高校を志望し、どこを受験しようとあなたの自由ですが、合格できるかどうかということとは、また別のことです。模試でD判定やE判定が出てしまうと、まず合格できないでしょう。そういうありのままの、今のあなたの実力に直面させてくれるのが模擬テストです。なので現実を直視するために、模擬テストは早い目に受けてください。春ごろから最低月に一回は受けるようにしてください。勉強して、ある程度実力がついてから受けようなどと言っていてはいけません。

そして次に大事なことですが、模擬テストを決してやりっぱなしにしておいてはいけません。模試の当日は朝から午後まで、時間をつかって問題に真剣に取り組んだのだから、そのままにしておくのはもったいないです。ふだんの勉強で、それだけ集中して問題に取り組むことはめったにないでしょう。それをそのままにして復習しないのは、エネルギーの大損失です。模試では解答といっしょに、詳しい解説も渡されます。それを参考にしっかり復習してください。復習すると言っても色々段階がありますが、完全に自分のものとするまで復習してください。そのために特別なノートを作るのもいいでしょう。英語長文はコピーして、ノートの左ページに貼り、もう片面に全訳を書いて文法事項も整理して、しっかり理解してください。それから何度も音読してください。数学もできなかった問題のコピーをノートにはって、その下に詳しい解答を書いて自分のものとしてしまって下さい。こうしてできたノートはあなただけの問題集になります。あなただけのオリジナルな問題集です。そうすれば愛着もわいてきます。あなたの頭の分身として愛着がわいてきます。そこまできて初めて、模試があなたのものとなるのです。一年間の模試の問題量はかなりものです。十分普通の問題集ぐらいの分量があります。かなり以前のことですが、模試と過去問だけで、東大に合格した生徒がいました。それをそのままみなさんにお勧めできるわけではないですが、そのくらい模擬テストの活用仕方しだいで、実力がつくのだということを理解してください。

最後になりましたが、模試の結果にマインドまで振り回されないようにしてください。最初に書いたことと矛盾しているようですが、入試直前の模試でE判定でも合格する生徒もいます。まして何ヶ月も前の模試は、その時の実力を表しているだけで、いくらでも逆転できます。一々一喜一憂しないで、冷静に対処してください。

あなたも、模擬試験をうまく活用して、志望校に合格されることを希望します。

追伸、言い忘れてしまいましたが、最初の模試の復習は一週間以内に終えてください。「鉄は赤いうちに打て」と言いますがこれも重要なことです。

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