先日学生時代からお世話になっているバイク屋さんに久しぶりに顔を出してきました。早稲田大学のすぐ近くにあるバイク屋なので、ひょっとしてこのブログを読んでくださっているみなさんもごぞんじかもしれません。ちょっと余談ですが、このバイク屋さん、見かけは普通の規模の個人店舗ですが、売上は東京ではトップクラスに入るそうです。

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店長とはもう学生時代からの長い付き合いなので、僕はその売上の秘密をよく知っています。まず店長が腰の低いことです。いつも大きな声で挨拶し頭を深々と下げられます。昔は暴走族上がりの横柄なバイク屋さんがよくいましたがそれとはえらい違いです。バイクはホンダなどのメーカーで製造されるので、どこの店舗で買っても、品質にほとんど違いはありません。好感度抜群の店長ですから値段に差がなければこういう人から買いたいとだれもが思うでしょう。またバイクは自動車と違いメンテナンスに費用がかかります。自動車よりタイヤの交換もずっとひんどが高いし、途中で交換しなければならない部品が、自動車よりずっとたくさんあります。なので感じのいい人にまかしたいと思うのが自然です。

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それに決定的なのは出荷数が多いほど仕入れ値が下がることです。メーカーもたくさん売ってくれるところには、安価で卸すのです。なのでよそよりも安く値段を提示できるのです。店長が言うには、今はネットの時代、ネット上でググればすぐに値段が安い順に表示されます。このランクが低いと注文が来ないそうです。さっきも話したように、バイクはメンテナンスに費用がかかります。付属部品も多いです。バイクそのものの売上だけでなくそれに付随するその他の費用が大きのです。バイクそのものの利益だけでなくその他の利益も重要なのです。ここ１０年ほどで多くのバイク屋さんが店を閉めましたが、そんな中にあってこの店はがんばっています。

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このように、成功している店から私達が学べることがたくさんあります。腰が低いこと、全体的な戦略があること、ここが重要です。受験勉強も慢心せず努力すること、全体的な戦略があることが大事だと思います。でも感心なのは、店長の腰が低いことです。深々と頭を下げることがどれだけ好印象を相手に与えるか、店長に会うといつも我が身をふり返させられます。

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