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大恐慌にはならない

今回のコロナ不況は1929年の世界恐慌に匹敵する、あるいはそれ以上の不況になるとも言われています。しかし人類はかつての不況で様々なことを学んできました。なので歴史の教科書に必ずでてくる1929年ニューヨーク市場の株が大暴落したことから発生した不況のようなひどいことにはならないですむでしょう。ちなみにこの1929年という年号は中学の社会の入試にもよく出てくる暗記必須の年号です。

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かつての不況の株価を調べてみると、約3年かけて上下を繰り返しながら落ちていき最安値を迎えます。これから判断するとまだまだ世界の株価は高く、これからゆっくり下がっていくことになります。しかし多くのアナリストは、もう底値をつけていてこれから除々に上がっていき、そのうち株価が元の値に戻すと予想するのがほとんどです。日本の株価も米国も、コロナで落ちたところからもう半分ほど値を戻しています。かつてのことを繰り返すならば、このあたりでまた暴落するはずです。株のテクニカルな話をしてもこのブログの趣旨からそれてしまうのでやめますが、言いたいことは経済回復は意外と早く1929年のようにはならないということです。それを株価で説明したまでです。

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かつての世界恐慌のとき世界はブロック経済化やニューディール政策で乗り切ろうとしましたが、結局第二次世界大戦になってしまいました。そのころの日本には欧米のような植民地がなく、日本やドイツは持たざる国といわれ、戦争にその活路を見出したと教科書では教わっています。しかしそれはちょっと違います。経済統計をよく調べれば、日本は世界のどの国より早く景気を回復させています。約1年でV字回復しています。日本が戦争に突き進んでいたというより、我々の日本があまりにも簡単に早く景気を元に戻したので、それを恐れた白人社会が日本を潰そうとして、日本を戦争に巻き込んだというのが、真相でしょう。

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ではどういう政策でV字回復したのかというと、大蔵(財務)大臣に高橋是清が就任しました。彼は一度首相も経験していますが、国難なのであえて大蔵大臣を引き受けたのです。彼はまず金本位制をやめました。今では金本位制をしている国はありません。金本位制とは保有の通貨の価値を金の量によって担保する制度です。通貨が一定の金と交換できることによって通貨の価値を保つのです。このことは裏がえせば通貨発行量が決められたしまうということです。

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金本位制を停止したことによって、円が暴落しました。円安です。これによって大幅な貿易黒字になりました。また国債をたくさん発行して日銀に引受させました。これは新たな通貨を発行したのと同じことです。この新たな財源で公共事業をすすめ、それで需要を喚起しました。ようするに仕事をたくさん作ったのです。たとえば橋をつくればそれを受注する会社にお金が入り、それに携わる労働者が賃金を受け取ります。すると彼ら達は飲食をしたり、家を建て家財を買ってりして、お金がいろんな人に回っていきます。こうして政府がお金を発行して需要(仕事)を作ると景気は簡単に回復します。通貨発行が行き過ぎるとインフレになります。しかし今はデフレです。需要不足です。以前緩やかなインフレが理想的だと説明しましが、軽いインフレになるまで通過を発行すればいいのです。ちなみに今の日本には300兆円くらいの通貨発行余地があるそうです。これは私の信頼する経済学者(高橋洋一)の分析です。

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これらのかつての恐慌から学んだ結果から各国はこれを政策に移すようなので、かつてのような長い不況はないと予想しているのです。心配なのは日本にはこのようにV字回復させた歴史があるのに、日本の政策が不十分に終わりそうなことです。これは財務省の陰謀と無知にもよりますが、かつての悲惨な戦争に負け、すべてを軍部の責任して自分たち欧米人の責任をごまかし、敗戦ゆえそれをうけいれなければならなかった日本の不幸によります。まだここから日本人は、我々日本人はこの洗脳から解放されていないです。未だに教科書では日本が悪かった、だから戦争に負けたのだ。と教え込まれています。私達が真に日本の力を取り戻し、幸せになり、世界に貢献する国になるためにここを突破しなければなりません。あなた達受験生の将来もこういうことにも大きく影響されるのです。コロナの死亡者の数を見ても世界と比べ2桁違います。これだけ我々日本人はある意味潜在力がるのです。白人の支配者は巧妙です。私達は私達の歴史を取り戻さなければなりません。もう最後に日本の底力の証明を一つ、米国ではコロナワクチンに1兆円の予算がついています。日本は4百億円くらいです。しかも米国のワクチンは一本200万円くらい、日本は10万円以下です。米国のワクチンはいったいだれのためのワクチンなのか。

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