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そろそろ自粛も終わりに向かう

ようやく武漢肺炎(コロナ)も収束してきて、自粛要請も緩和されてきています。これに伴って少しずつ経済も回復に向かうでしょう。学校や塾も再開してきています。しかしこの2ヵ月ほどの間に経済がどれほど落ち込んだのでしょうか。僕の親しい知人2人が失業しました。一人は江ノ電に派遣で努めている友人です。彼はIT技術者で、大手の色々なプロジェクトに参加していた有能な人材です。仕事を選ばなければ、それなりの高給で迎えてくれる職場はあるでしょう。もうひとりは小さなホテルの雇われ社長です。3年前に大阪に開業したホテルの責任者です。ホテル業界での経験が長くそれを買われ新しく開業したホテルの責任者を任されたのです。(2人とも観光業なので特に景気が悪いです。)

3年前に開業したということは、まだ借入金の返済が全く終わっていないということです。多分何十億という借り入れ金があるでしょう。事業をしている人にはわかることですが、企業は借金をして事業を展開し、大きくなっていきます。自己資金だけで事業を展開することはまずありません。そして新しく事業を起こした初期段階では、返済はほとんどが借入金の利子です。元本の返済はほとんど含まれていません。この段階で今回の自粛ですから、ホテルの廃業も宜なるかなという感じです。もう何十年の前に開業しているホテルなら、新しく事業を拡大していないかぎり、借入金の返済がもうすでに終わっています。なのですぐに廃業ということにはなりません。世の中何が起こるかわかないので、事業を展開するには大きなリスクがあります。それを乗り越えて投資していくのが起業家なのです。

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仮にホテル建設にかつては10億円かかったとしましょう。世の中が経済成長していて緩やかなインフレ(物価がゆるやかに上昇する)なら、20年も経れば物価は2倍近くになり、建設費も20億になり、ホテルの宿泊費も倍になります。所得も2倍近くになるでしょう。そうすると20年前の10億円の借金が実質半分の負担になったと同じことなのです。このように順調に経済成長して緩やかなインフレなら、借金をして自事業を起せば大きな利益になるのです。おまけに借金も少しづつ返済されているので、たくさんの資産を築けたことになります。このようにして世の中にはお金がまわり経済成長し、私達の暮らしが豊かになっていくのです。これが企業の役目なのです。

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ここで多くの人が気づいていない重要なことがあります。お金は企業が借り入れたことによって発生しているのです。銀行は起業家の資産状況やその能力を判定して、お金を貸します。そのとき銀行は銀行にある多くの人の貯金を取り崩すのではありません。ただ起業家の通帳に貸すお金の金額を書き入れるだけなのです。ただ金額を印刷するだけです。かつてはその数字をペンで書き入れていたのでこのことをファウンテンマネーと言っていました。なにもないところから、ただ企業の信用によってお金が生み出されるのです。これを信用創造といいます。これは銀行だけに許されている行為なのです。もし私個人が誰かにお金を貸すときは、私の財布からお金を出すのです。私が100万円持っていて10万円貸したなら、私の持っているお金は90万円になってしまいます。ところが銀行なら信用創造で新しくお金が生まれるのです。そうして世の中出回るお金の量が増えるのです。銀行以外の主体がお金を貸しても世の中全体のお金の量は増えません。

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このようにして経済が回っていき成長していきます。ところが今回のように武漢肺炎が流行すると、借金返済ができなくなるリスクが大きくなると、だれも怖がって投資しなくなります。銀行からお金を借りなくなってしまうのです。これが恐慌(不況)を引き起こすのです。みなさん受験生もいずれ就職しなければなりません。お金が回っていれば景気がいいので、就職に苦労しません。世の中の経済状態によって、あなた達の将来が大きく左右されるのです。こういうことも一応頭に入れておいてください。

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