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武漢肺炎 2

新型コロナ肺炎というのがメディアでの正式な名称です。しかしここでは武漢肺炎ということにします。参議院議員の青山繁晴氏が言っているように、この肺炎はチャイナの武漢から始まり世界に流行したので、また中国共産党の不手際もあって、世界中にとんでもない迷惑をかけたことを記憶するためにも、武漢肺炎というのが適切です。先のブログでイタリヤが今は日本を上回る感染者を出している理由が、中国の一帯一路政策によるものだと指摘しましたが、それだけではありません。

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イタリヤは高級部ブランドの洋服やアクセサリーが多いですが、それを実際手作業で作っているのが中国人です。ナイキやリーボックのスポーツ靴が製造が中国だというのと同じです。シューズではメイドインチャイナでも気にする人が少ないのですが、高級ブランドのアクセサリーともなると、メイドインチャイナでは不満な消費者が多く、メイドインイタリヤと大きな価格差がつくので、イタリヤ国内で中国人が手作業の生産にたずさわるようになりました。それでイタリヤの北部のある都市には、2千以上の中国人が経営する下請け企業があります。ここに務める中国人が感染のもとになっていいるのです。

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これも余談ですが、本国の中国から離れイタリヤで働く中国人には、本国に対して問題のある人がいたり、またイタリヤには本国にはない発言の自由があるため、中国当局に目をつけられているチャイニーズが多くいるので、中国共産党はこの地に警察官のような者を多く派遣しています。どこの国でもそうですが、その国の治安はその国の主権です。ところがこの地方では中国の警察のような者が現地の治安に携わるほどの力を行使しているのです。いわば日本なら、警視庁の他に中国の警察官がそこら中をうろついているのです。イタリヤ政府がどういうつもりなのかしれませんが、経済的な理由からある程度容認しているのでしょう。

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ふりかって日本ですが、今回中国からの渡航の制限が遅れた理由もこれと同じようなことです。中国のGDPの約20%を占めるほど日系企業は中国に進出しています。現地で働く日本人は万単位です。ちなみにアップルなどの米国企業のスマホは、そのほとんどを中国で生産しています。そしてその部品の54%が日本からの輸出されています。中国が止まればこの日本の部品輸出も、アップルのスマホそのものもなくなります。しかし中国は最終的組み立て工場なので、これを他の国(台湾やアジア、日本や米国)に移せば問題なく生産できます。サプライチェーンから中国をはずすことは可能です。

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日本の自動車ですが、その部品の30%が中国に進出した日系企業からの輸入です。今回の流行り病で、車の生産ラインが止まってしまうと僕は心配していたのですが、その筋の専門家に直接伺ったところによると、もうすでにこのことを見越して、サプライチェーンが世界中に築かれているので、部品は国内や他のアジアの国から調達可能で、なんら生産に支障をきたさないそうです。

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どうしてイランで武漢肺炎が流行しているかを書くつもりでしたが、話が別の方に行ってしまいました。この続きは次回にします。

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