大学卒業後は、
今はまだ入学試験真っ最中ですが、そろそ合格通知を受け取られた方もいらっしゃることだと思います。先日私の大学時代のクラブのOBの集まりがあり、久しぶりにかつての先輩や後輩の仲間と会いました。早稲田にいるころ私は、大学に勉強に行くというより、空手をしに行っているという感じでした。大学の成績は中の上くらいだったので、クラブに夢中になりながら、勉強の方をとりたててさぼっているということでもなかったです。
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私が在学しているころは、クラブやサークル活動が盛んで、たとえばスキーやテニスクラブだけでもそれぞれ3桁の数がありました。聞くところによると、今はそういう活動も下火で、学生は以前よりもっと勉強しているようです。学生の本文は勉強なので、今の方がいいのかもしれませんが、私が学生時代に得た事の多くが、勉学よりもクラブなどその他の活動から得たことの方がずっと大きかったです。今振り返ってそう思います。
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卒業から何十年も経て今も残っているものは、学生時代に一緒に汗を流した仲間でです。仲間もその時の経験も今では貴重な存在です。あなたたちも大学に入ったら、なにかのクラブに籍を置くことをお勧めします。体育会のようにあまり拘束が多いのは、大学生活がクラブ一色になってしまうので、慎重にえらぶ必要がありますが、そこそこしっかりしたクラブに入部することをお勧めします。
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クラブに入っていると卒業後恩恵を受けることは間違いないですが、在学時ににも恩恵を受けることができます。大学というところは高校と違ってクラスというものがないがごときです。大学にもよりますが、ほとんどの大学では語学でクラス分けをしています。1、2年の時は語学の授業が週に1~2回ありますが、そのときにしか集まらないので、毎日同じ仲間と会い、一緒に授業をうける高校生活と比べ結び付きが著しく弱いです。しかも大学は休みが多く年間約半分が休日です。なのでクラブにでも所属していないと、大学に行っても一人で授業を受けて、終わるとただ家に帰るというだけになっていしまいます。
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クラブにでも入っていないと大学には居場所がないのです。まして卒業してしまうと、それこそ縁が切れてしまいます。クラブに入るメリットはこれだけではありませんが、とりあえず何かのクラブ入部することをお勧めします。
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