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受験で運を味方にするには 6

今回はお母さまに向けて、お子さんの運を奪わないために気をつけることをお話します。そろそろ今年も残すところ2ヶ月を切るこの時期になると、受験生を持つお母さまたちは、「あなたどこの大学を受験するつもりなの」「・・・で模擬テストの結果は、偏差値は、・・・それで大丈夫なの」とか尋ねてきます。もちろん受験について少しはお子様に尋ねるのは親として同然のことですが、これがしつこくなると、お子さんのやる気を奪ってしまいます。お子さんもできるだけいいところに進学したいと当然思っています。自分の実力も模擬テストを受けてよく理解しています。だいたい第一志望に合格できる大学受験生などほとんどいません。しいて上げるなら東大の理Ⅲ(医学部)東大の文Ⅰ(法学部)かに合格できた人くらいです。ほとんどすべての受験生はできるなら少しでも偏差値の高い大学に行きたいと思っています。その証拠に希望通り好きな大学に行かせてあげると言えば、多分この2つ(東大の理Ⅲと文Ⅰ)に集中するでしょう。お子さんは自分の実力も勉強しなければならないこともよくわかっています。

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親から見ていてまだまだ努力が足りないと思うことが多々あるでしょうが、お子さんもそれ以上にそう思っているのです。もしお子さんがそう思っていないのなら、勉強しろとガミガミ言うのではなくて、大学に行く価値を話してあげなければなりません。それでも大学に行く価値、より偏差値の高い大学に行く価値を、お子さんが見出せないなら、その時はお子さんの想いを尊重させてあげてください。

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お母様も受験時に経験した人が多いと思いますが、親に勉強しろと言われることほどやる気を失うことが他にありません。しかもしつこくガミガミ言うのは、お子さんに勉強するなと言っているのに等しいです。これを深層心理学の面から説明すると、勉強しろ=今は勉強していない、勉強していないことを固定することになるのです。よく最近トイレに書かれていますね、「きれいに使っていただいてありがとうございます。」と同じです。「きれいに使ってください。」よりずっと効果が大きいのです。

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お母様のはそれより、暖かい心のこもった手作りの料理を食べさせてあげてください。そしてさりげなく「勉強がんばってる、どう、」などと愛情をもって少しだけにしてください。またもしお母さまの仕事の都合などで普段は料理を作れない場合は、週末だけ思いっきり愛情をこめてつくるなどしてください。それだけで十分愛情は伝わります。

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ガミガミ言うのはやる気も奪うし、お子さんの運気も奪います。せっかく受かる受験校も受からなくしてしまいます。本当ですよ。うちの塾で何度も経験しています。あれだけお母さまに言ったのにと・・。

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