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受験で運を味方にするには 5

運気が受験に大きく影響します。もちろん実力あっての運ですが、私の同級生にもそういうことがよく起こりました。あなたたち受験生のみなさんも、これからきっと体験されると思います。早稲田の建築科を出ている同級生がいるのですが、彼は早稲田を受験した時は体調を崩していて、38度以上の熱があったそうです。なので1時間目のテストしだいでは帰ろうと決めていたのですが、数学の試験に何日か前に解いた問題と同じような問題が出題されました。当然完全に解答できたので、そのまま他の教科も受験することにしたのです。それで合格できたのです。彼は私の親友の一人です。卒業後は大手の建築会社に就職し、その後地元大阪の不動産会社に転職し、今はその会社の役員をしています。もともと医者志望で地方の国立大学の医学部を目指していたので、受験教科から見ても私立上位校でしかも人気のある建築科の受験は不利でした。

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またこれも同級生でしかも私と同じ高校の同級生ですが、将来は弁護士になるのだと言って、私立の法学部ばかり受験していました。関西では当時法学部は関西大学の法学部がトップでしたが、その関大の法の夜間の受験にも失敗していました。ところが中央大学の法学部(昼間)に合格したのです。彼が受験した中で一番偏差値の高い大学です。その後弁護士になったという噂を聞かないのでどうしているか今はわかりませんが、中央の法以外すべて落ちていました。

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このような例を挙げるとたくさんあってきりがありません。何が彼らを合格に導いたかと言えば運としか言いようがありません。この2人は運が影響したわかりやすい例ですが、個人個人それぞれ運がよかったなあー、悪かったなあーという想いがたくさあるはずです。私もそうです。早稲田を受験したのはもう高校を卒業して何年も経っていました。故郷の大阪をはなれ社会人でした。だけどあることがきっかけで会社辞めてしまいました。そのころは終身雇用と言われ会社を辞めることによるプレッシャーは今の比ではありませんでした。会社を辞めてから私は気を紛らわすために、毎日のように海に行っていました。サーフボードにまたがりながら、「こんなんでええのかなあー」と、自分の将来に不安を抱きながら、波待ちをしていたのです。余談ですがサーフィンは波に乗っている時間より、波待ちしている時間やパドルアウト(波のある所に出ること)をしている時間の方が圧倒的に長いのです。そのぼうーと波待ちしてるとき色々な想いが去来します。その時早稲田を一緒に受験しようという後輩がいなければ今の私はありません。私は受かりましたがその後輩は受かりませんでした。だって真剣に勉強していなかったからです。運をつかむには普段の努力が必要不可欠ですが、それに運が伴って成功できるのです。またそれとは逆に実力があるのに運に見放され、志望校よりはるかに偏差値の低い大学に通うことを受け入れなければならなくなった人もたくさん見きました。

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もちろん学歴だけで人生は決まりません。むしろ志望校と全然違うところを卒業したことが、その人の人生にプラスになることもあります。それも運がいい方向に導いたと言えるのだと思います。パナソニック(松下電器)の創業者、松下幸之助さんは大学を出ていません。本田宗一郎さんもそうです。でもその松下幸之助さんは人を採用するのに、「運のいい人を採用する」と、言っています。このように運を良くすることは一生の主要なテーマしなければなりません。

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また話が長くなったので、続きは次回にします。みなさんに知ってほしいことがたくさんあります。

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