受験で運を味方にするには 4
いわゆる南京大虐殺の話をする前に、欧米人や中国人の人権に対する価値観がどれだけ日本人とかけ離れているかを少し例を出して説明したいと思います。米国で黒人に選挙権が認めらたのは、1964年です。昭和で言えば昭和39年、終戦から19年もたってからです。この公民権法によって法律上人種による差別は違法とされました。しかし人々の心の中にある差別は今もはっきりと居座り続けています。あなたは黒人と白人が婚姻しているアメリカ人の夫婦を知っていますか。おそらくほとんど知らないと思います。白人と黒人とのカップルは確か0.数パーセントという割合だったと思います。それも有名で大金持ちのミュージシャンやスポーツ選手の男性と、白人の女性のカップルというのが、ほとんどのようです。日本人は他の民族の人々に対してはこれほど極端な差別意識はありません。米国の白人に比べればゼロと言っていいレベルです。
またまともな神経をしている人なら少し気持ち悪い話ですが、アメリカの初代大統領ジョージワシントンは歯が悪く総入れ歯にしたそうですが、その入れ歯は、歯が丈夫で彼と同じサイズの歯を持つ彼が養っている黒人奴隷の歯を、全部抜いて入れ歯にしたのです。これが彼ら白人の持つ人種差別意識です。高々200年前のことです。日本なら江戸時代です。そのころ日本では木で作った入れ歯がありましたが、他人を犠牲にして入れ歯を作るなどとは考えも及びません。だいたい我々なら気持ち悪いのではないでしょうか。
そもそもアメリカ大陸には、イギリスで食いつめた人々が新天地を求めてやってきたのです。やってきたのはアングロサクソンの白人です。初期のアングロサクソンはアメリカ大陸に元から住んでいる人々、ネイティブアメリカン(インディアン)に助けられながら生活していました。にもかかわらず彼らはその後人数が増え力がつくと、ネイティブアメリカン(インディアン)を虐殺しながら自分達の支配地を拡大していったのです。だいたいインディアンという名づけ方がそもそもおかしいです。彼ら白人は大西洋を西へどこまでも航海すれば、地球は丸いので、やがてインドに到達すると思っていたのです。だからインド人、インディアンと名付けたのです。また最初に発見したアメリカ大陸の大西洋側にある諸島を西インド諸島と名付けました。アメリカ大陸の東側にインドだとはおかしな話です。今でも東インド諸島が正式な名称です。
話があさっての方向に行ってしまい、長くなりそうなので今回はこのへんにします。とにかく彼らは我々日本民族に比較にならないくらい、もともとモラルが低いのです。私達日本人は自分達の歴史にもっと誇りを持っていいのです。