一人ひとりの生徒を塾長が責任を持って個別指導しています

文京区、豊島区、新宿区の生徒が通う個別指導塾 笑顔の学習塾

密度の濃い勉強とは 後編

密度の濃い勉強をするにはということですが、これはただ徹底的に反復することです。スポーツでもそうですが、単純な動作の連続が大切です。テニスでも野球でもまた剣道でも素振りをどれだけ繰り返すのでしょうか。高度な技を身に着けるには基本の動作を恐ろしいくらい反復しなければなりません。つきつめれば勉強もこれと同じなのです。これを聞いてあなたは「なーんだそんなことはわかっている」と反射的に思ったでしょう。でも多分あなたはわかっていません。あなたは同じ教材を何回繰り返したことがありますか。1つでも10回以上繰り返した教材があるでしょうか。

どんな教材でも最低7回は復習してください。回数を重ねるにしたがって問題を解く時間が2次関数的に短縮します。なので10回以上反復するのはそんなに大変なことではありません。逆に言えばなんの労作もなく問題に取り組めるようになれば、10回以上の反復を楽にできるようになるのです。そしてさらに言えることは楽にできるようになってからのほうが実力がつくのです。百マス計算というのを知っていますか。一桁の数字でプラスやマイナスの計算を時間を計って連続100問するのです。小学低学年でもできる簡単な計算です。こんな単純な訓練で確実に計算力が向上するのです。数学も物理も実力アップにはこの原理と同じなのです。
.
英語もしつこいほど反復練習してください。特に音読が重要です。英語長文に限らず文法問題も音読してください。もちろん正解を選んだ状態で音読しください。文法問題などは音読していると、あるときふと疑問がわいてきたりします。こういう時はチャンスです。ラッキーです。徹底的に調べてください。納得のいくまでしてください。するとぐんと英文法の理解が深まり、実力がつきます。そして肝心なことは音読は最低50回以上はしてください。
.
数学や物理はイメージが大切です。回数を重ねるには一々全部計算していては時間がかかるので、繰り返す回数が少なくなってしまいます。なので解く順序を頭に思い浮かべるだけにしてください。全部計算する必要はありません。そしてその解く順序を口に出して言うか、その肝となる構造だけを書き出してください。これはイメージ力がるので頭をフルに使うことになります。数学や物理などをこの方法で反復すると、10回でも20回でも反復できるようになります。そして数学や物理が潜在意識の中に入っていきます。試験本場でのひらめきはその潜在意識から自然と生まれてきます。
.
.
.
.

コメントを残す