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教材はどこまでやり抜けばいいか

次の問題集に移るタイミングは、もちろん今取り組んでいる問題集が完璧になってからです。努力はしているのにまたは時間をたくさん使っているのに、それに伴って実力がついていない受験生には、最初に取り組んだ問題集を完璧にマスターしないで、次の問題集に手を付けてしまっている人が多いです。多いどころか努力のわりに報われない受験生は、例外なくこのパターンです。

ここで言う完璧にマスターするとはどういう状態をなのかと言うと、問題集のどの問題も、すぐに解答できるとう状態です。問題集の最初の問いから順番に解いても、また無作為に問いを選んでもすぐに答えられるという状態です。
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ここまで教材を自分のものにできれば、復習も驚くほど容易です。最初の1回目は毎日2時間かけて1か月もかかった英文法の教材も、完璧にマスターするころには、教材の全問をたった2~3時間で解答できるようになります。
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ただここまで完璧にして次の教材に移っても、復習はやめてはいけません。ある意味これからの繰り返しが本当の実力をつけていきます。受験は入試本番でのちょっとした勘やひらめきが大きく合否を左右します。受験で必要とされる事柄はおおよそ覚えた受験生の中で、だれが頭一つ抜け出て合格できるのか?このときちょっとした勘やひらめきがあった受験生が勝利します。このように表には現れにくい差は、完璧にした問題集をさらに繰り返すことによって身につきます。音読もその一つです。意味も分法事項も完璧にした長文をさらに音読することによって、その教科の勘所が身につくのです。
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ここまでして教材を自分のものとしてしまってください。中途半端では骨折り損のくたびれ儲けです。疲れるだけです。
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