過去問
よく塾生から受ける質問ですが、過去問はいつごろから取り組めばいいかということを尋ねられます。このブログでも何度か書いてきましたが、過去問はできるだけ早い時期に取り組んでくださいと答えています。多くの受験生がする間違いですが、過去問は受験直前の腕試しのためにするのではありません。受験直前に合格可能性を探るためにするのでもありません。
過去問は合格するための戦略を立てるために取り組むのです。過去問は合格のためにどのように勉強を勧めていくか戦略を練るための重要な資料なのです。なので受験勉強の戦略を練るのに受験直前にやっても意味がありません。だからできるだけ早い時期に過去問には取り組まねばなりません。ただまだ過去問を分析する能力が足りないくらい実力がない人は、最低限その実力をつけてください。そしてその実力がついたらすぐに過去問に取り組んでください。
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過去問は志望校に合格するための第一級の資料です。最も重要な問題集です。なのでできるだけ早くから取り組んで、研究しつくし自分のものとしなければなりません。出題されている問題はすべて丸暗記してください。同じ問題を何度も解いてください。一度出題された問題は二度と出題されないだろうと考えるのは甘いです。たしかに全く同じ問題はでません。しかしよく似た問題が出題されます。何度も過去問を解くとその傾向がなんとなくわかってきます。どこを重点的に学習したらいいかもわかってきます。
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さらに同じ過去問を繰り返し解くと、潜在意識の中に合格点を取る回路ができてきます。頭の中に合格の道筋が無意識についてきます。ちょっとオカルト的ですが、この効果が合否の鍵を握るのです。受験生のみなさん過去問はできるだけ早い時期に取り組み、過去問を味わい尽くしてください。
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