やる気のないのは食べ物のせい? その5
何度も言ってきましたが、糖質摂取は体に悪いです。やる気を失わせるし勉強の効率を大きく落とします。勉強だけでなく糖尿病や癌などの現代病の原因になります。糖質を取っていなかった原始人には癌も糖尿病もありませんでした。農耕が始まって大量に穀物が生産され、炭水化物(糖質)を常食するようになってから人類の寿命も大幅に短くなっています。
文明と接触する前のイヌイット(エスキモー)の生活をある西洋人の学者が調査した記録があるのですが、それによれば彼らはアザラシの肉しか食べないのに癌の兆候も糖尿病の兆候も皆無だったそうです。おまけに彼らは野菜も取っていません。それが彼らが文明人と接触するようになってから、癌や糖尿を患うようになったのです。このことからも糖質は人類には必要ないものだと断言していいでしょう。
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また狩猟採取で生活をしているピグミー族も同じで、彼らにはいわゆる精神疾患を患う人がいないようです。狩採取民族に共通する習慣ですが、捕れた獲物は部族員平等に分配されます。ストレスは格差がることから生まれます。部族の構成員に格差がなければストレスは発生しません。私はあるTV番組でピグミー族のインタビューを見たことがるのですが、「あなたは幸せですか?」という問いに対して、「私は朝目が覚めたときから幸せだよ、家族はたよりにしてくれるしね。」と言っていのが印象的でした。
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人類は寿命や健康(病気や精神)を犠牲にして、人口を増大させ文明を築いてきたのです。それに貢献したのが農耕による糖質の大量生産です。
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勉強に対してやる気を起こさせるというのは、きわめてメンタル的な問題です。それがほとんど食生活のよって解決するのです。ある意味これは簡単ことです。米、小麦(パンやうどんなどの麺類)を食べなければいいのですから。ところがこれが容易ではないのです。それはダイエットが難しいのと同じでなのです。ある糖尿病患者の病棟の話を聞いたことがあるのですが、糖尿の病が進行して壊疽した手足を切り棄てても、看護婦さんの目を盗んでお菓子屋や脂っこいものをこっそり食べる患者がたくさんいるそうです。自分の命が今ここで脅かされている真っ最中であるのにもかかわらずです。
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断糖するのには家族の協力がなければ不可能です。御飯(米)食べないとお母さんは絶対心配します。そこを説得するのがまず最初です。先に紹介した西脇医師の本を読ませるのがいいでしょう。また世間に出ると糖質が含まれていない食べ物を見つけるのに苦労します。特に人と外食するなどの付き合いが大変です。絶対に第一志望に合格するのだという強い信念を持たないと負けてしまいます。ただ一度断糖の気持ちよさを覚えてしまうと、二度と戻りたくなくなります。人によって多少違いますが、効果は3日で感じられます。頭がすっきりし目覚めがよくなります。マイナス思考が軽減します。3か月続けるともう前の状態には戻りたくなくなります。
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断糖はあなたの運命を変えます。受験時だけでなく断糖を一生の財産にしてください。
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