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やる気のないのは食べ物のせい? その4

私がより厳格な糖質制限をしたきっかけになった本は、 西脇俊二医師の「ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!」です。糖質制限というレベルではなく、西脇医師は断糖と表現してまいます。糖質を一切取るなということです。炭水化物などの糖質は、人体に必須の栄養源ではないことを今までに説明してきました。その証拠に人類の歴史の95パーセント以上は糖質をほとんど摂取していませでした。よく脳が機能するのには糖質が必要なので、勉強の合間に甘いものを食べるといいと言いますが、人は自分でたんぱく質を分解して糖を作り出すことができます。これを糖新生と言います。なのでわざわざ食によって糖質を摂取する必要がないです。

西脇医師のこの著書によれば、断糖してビタミンCを大量に摂取すれば、驚くほどの確率で癌が消えていくらしいのです。癌細胞は通常の細胞の3倍~6倍ブドウ糖を吸収するそうで、癌細胞の増殖をおさえるのには糖質をとらなければいいのですが、断糖しても先ほど説明したように糖新生で糖は作られます。ただ厳しく断糖すると、癌細胞は糖質不足のため糖質を激しく渇望し、そこにビタミンCを大量に投入すると、癌細胞はブドウ糖と間違えてビタミンCを大量に取り込みます。なぜならビタミンCの化学構造はブドウ糖とよく似ているからです。ビタミンCは果物などに含まれていますが、今では化学的に大量に生産することができます。しかも安価です。それは先ほど説明したようにビタミンCはブドウ糖と化学構造がよく似ていることからできるのです。なのでブドウ糖から簡単に大量のビタミンCが工業的に作られるのです.

 
癌細胞の中に大量に取り込まれたビタミンCは、過酸化水素を発生して癌細胞を破壊します。これで癌細胞が大量に消えてゆくのです。これには厳格な断糖と大量のビタミンCの摂取が条件です。大量のビタミンCの摂取は経口では間に合わず、点滴によって投与されます。ビタミンCが癌治療に効果があることは以前から医学界では知らていることで、私の知人のユダヤ系弁護士の米国人もこの治療を試みていました。残念ながら彼は癌で亡くなってしまいましたが、断糖はしていません。当時そういう知識がなかったからです。癌患者の血液を調べると著しくビタミンCが欠乏していることからこの治療が生まれたそうです。ただこの知人の場合もビタミンCを大量に投与するときに、ブドウ糖入溶液の中にビタミンCを入れた点滴をしていたそうです。これでは効果が限定的なのは当然でしょう。癌細胞はビタミンCよりブドウ糖の方を取り込むでしょうから。
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この断糖とビタミンCの大量投与で癌治療をしているのは、西脇先生のところがおそらく世界で唯一ではないかと思われます。もしあなたの身内や親戚、知人に癌の人がいたならこのことを教えてあげてください。西脇俊二医師の「ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える!」の本を紹介するのがベストだと思います。このほかにも断糖とビタミンCを大量に摂取すれば、糖尿病なら約3週間で薬がいらなくなるそうです。また統合失調症なら3日で幻覚幻聴が消滅するそうです。この精神疾患にも効果があるというのは、すごいことだと私は思います。このあたりについては、また次回に説明しますね。

 

 

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