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やる気のないのは食べ物のせい? その1

人類が生まれてからまだ1年しかたっていないと仮定すると、人類は農耕を始めてからはおよそ1日半しかたっていないのです。残りの363.5日はいわゆる狩猟採取生活で、食事の中心は魚や動物の肉で、それに野菜や果物を少々食べるだけでした。人類が農耕を覚えてからはじめて、米や小麦、トウモロコシなどの炭水化物を大量に摂取するようになったのです。炭水化物と言えば糖質のことなのですが、過剰な糖質の摂取は眠気をそそい勉強のやる気を奪います。なので夜食のおにぎりは危険です。(眠たくて寝てしまうおそれがある)ここで言う糖質とは、単に甘いものだけではなく、米や小麦(パン、うどん、そば)などの炭水化物も糖質です。よくたんぱく質、脂質(油)、炭水化物の3つを3大栄養素と言って、それをバランスよく摂取するのが理想的な食事だと言われています。しかしこれは間違いです。糖質の摂取を極力排除し、タンパク質や脂質だけを摂取すると、意識の混濁(眠気)は発生しません。むしろ炭水化物の過剰摂取は体に毒だと言っていいでしょう。その証拠にある進学校で実験したのですが、給食に糖質をカットした食事を出したところ、午後の授業で眠る生徒が激減したそうです。また過剰な糖質の摂取が糖尿病をはじめ現代病の元になっているのは承知の事実です。
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農耕の発達により穀物を蓄えられるようになると、人類が生産するカロリーが爆発的に増大し、それに比例して人口も爆増しました。そして集落が発生しそれが都市となっていきました。そこにいわゆる文明が生まれたのです。私達が今恩恵にあずかっている科学技術も、もとはと言えば人類が農耕を始めたことがきっかとなっているのです。しかし穀物を蓄えられるようになると、持たざる者と持てる者が発生し、富が偏在しそれが階級社会をつくりました。その結果として戦争も起こったのです。
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農耕以前の人類は癌や糖尿病のような現代病を患った痕跡がなく、それどころか病気らしい病気がなく、野生の動物のように自然死していました。ここでみんなさんは、そのころの人類は短命だったので、そういった病気にかかる前に死んでしまったのだろうと反論するかもしれませんが、いやいや農耕が始まってから人類の寿命は縮まっているのです。19世紀以降科学の発達よって人類の寿命は大幅に伸びましたが、それまでは狩猟採取のころのほうがずっと寿命が長かったのです。これは人類の骨の化石を調査すればわかるそうです。現代科学とはたいしたもので、どんなものを食べていたか、どんな病気で死んだのかが、骨の化石を分析すればわかるそうです。
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いかに農耕による穀物、炭水化物の米、小麦(パン、麺類、パスタ)トウモロコシ、が人類の体に合っていないか、その摂取が健康を損ね、勉強のやる気を奪うかということを、私自身の体験も含め次の回にもっと詳しく解説します。まさにこれは目から鱗ですよ。楽しみにしていてください。
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