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勉強のコツ(習得の奥義)

受験に必要な教科はたくさんあります。英語、数学のほかに、理科(物理、化学、生物 )社会(日本史、世界史、地理、政経)それに国語(古文漢文)。この中のものを全部必要だとはかぎりませんが、勉強しなければならない教科数は正直多いと私は思います。

 

これらを平行してすべて勉強するのははっきり言ってあまり効率がいいとは言えません。実力をつけるには教科をしぼって集中的に勉強するほうがはるかに効率がいいです。学校のない日はきょうは朝から数学をするぞ、しかも図形にしぼって弱点を克服するぞ、というやり方のほうがずっと効率がいいです。私も大学受験のとき最初は英語しか勉強しませんでした。しかもまず英単語を暗記することに集中しました。一冊英単語集をおおむねマスターするまでは、ほとんど他の教科に手をつけませんででした。他の教科の勉強は英単語暗記の息抜きのようなものでした。英語しかも英単語に集中したのは、英語が受験で最も重要な教科であり偏差値を上げるのに時間がかかるからです。また必要な英単語を暗記していないと、英語長文も英文法問題もやるのに時間がかかってしょうがないからです。
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高校受験生は内申点も重要なので、ふだんからバランスのとれた勉強が必要かもしれませんが、効率よく実力をつけるには対象をしぼって集中的に勉強したほうが間違いなく実力がつきます。だから定期試験以外での受験勉強のときは、最初は英語と数学だけにしぼるべきです。大学受験生は文系は英語だけ、理系は英語と数学だけにしぼって勉強してください。理科(物理、化学、生物)や社会(日本史、世界史、など)は勉強時間に比例してすぐに偏差値が上がってきます。なので上げるのに時間がかかる英語と数学に集中してください。そして休日などはその中からさらに分野を絞り込ん勉強してください。選択と集中です。
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また覚えたことを圧縮することも大事です。これは大学受験の場合ですが、英文法なら一冊問題集をマスターすればいいですが、それを反復して深めてください。ただなんとなく暗記しただけなら応用がききません。応用ができないと今までに出題された英文法問題すべてを覚えなければなりません。数学でもそうです。もし見たことない問題が出題されれば、もうお手上げというのでは困ります。全部の問題を暗記するなど不可能です。応用力をつけなければなりません。それには限定した問題を繰り返し反復することです。手を広げすぎてはいけません。反復すれば必ず応用力がついています。
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反復している問題集は一目見ればわかりますが、付箋や書き込みがだらけになっています。そしてその問題集があたかもその人の体の一部のようになっています。そこまでいくとそれはその人のお守りのようになってしまいます。そのくらい反復勉強してください。
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