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面接でただ一つの重要なこと

推薦入試に限らず一般入試においても面接試験が課されることがあります。大学受験でも高校受験でもそうです。また就職試験の場合では面接によってほとんど決まってしまうと言ってもいいでしょう。面接の受けかたを指南している書籍によれば、動機、どうしてその学校や企業に入りたいのか。強く正しい熱意が問われること。また今まであなたがどう過ごしてきたかなどが問われます。学生時代打ち込んでいたことは何か、どんなことに興味を持っているのかを聞かれ、何かに打ちこめることができる人間であるということを面接菅にうまく伝えなければなりません。そして進学では特に熱心に勉強する生徒であることをいやみなく証明しなければなりません。

 

これらのことが一般的に言われる面接対策です。しかしこのような指南本にはほとんど書かれていないもっと重要なことがあります。就職面接ならあなたと一緒に働きたいか、究極のところあなたのような部下がほしいのかどうかというのが決め手になります。

 

これを入学試験にあてはめてみると、先生の気に入る生徒なのかということです。まじめに勉強してくれる生徒の方がもちろんいいに決まっていますが、それ以上に素直に言うことを聞いてくれる生徒なのかはもっと重要です。会社でいうなら仕事の能力より人間関係がうまく築けるかが大事になり、人間関係と言えば体裁がいいですが、もっとはっきり言うと、いやなことでも素直に受け入れてくれるかどうかを見極めています。問題はそれを面接でどのように判定しているかです。
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これにはテクニックがあります。わざといやな質問をしてその反応を見るのです。たとえば生徒会長でがんばっていたことをあなたが話したら、面接官が「あなたはリーダーシップをとれるのですね」と言わずに、「人の上に立つのが好きなのですね」とか「権力欲が強いのですね」とか、あなたががんばっていたことで、わざと逆なですることを言います。そしてその時のあなたの反応を見るのです。あなたの表情や態度を観察するのです。そのときにあなたは決していやな顔をしてはいけません。少しでも反抗的と見える表情をしてはいけません。もしあなたが面接官なら、どんな生徒ならその面接官にとって気持ちのいい生徒なのかを考えてみてください。建前としで必要な生徒と、その面接官の先生が直接ほしいと思っている生徒と、決して一致するとは限らないのです。
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