この時期でも自信たっぷりでもう絶対合格すると確している受験生なんていないでしょう。また模擬テストの結果が思わしくなくて不安いっぱいの受験生も多いでしょう。不安が心を支配してしまうと勉強がからまわりして何を勉強していいかわからなくなったり、いくら机に向かっても何も身についていないように感じてしまったりします。そして不安が増大していきます。

こんなときあなたはどうすればいいでしょうか。こんなときあなたはどうしてその大学に入りたいのか一度冷静に考えてみてください。その大学で何を身につけ将来どうなりたいのか考えてみてください。また自分は何をもってこの世の中に貢献するのか、何の役にたつのかも考えてみてください。

良く晴れた日に夜空の星を見ていると自分の小ささを認識して、少しくらいの悩みなど気にしなくなってしまいます。これと同じように大きな目標やずっと先の夢のことを考えると、目の前の問題は小さく感じてしまいます。人は一度悩みだすと悩みしか見えなくなって悩みの穴に自ら沈んでしまいます。受験が不安でない人はいません。いるかもしれないませんがそれはごくわずかな特別な人です。

不安から逃れようとただただ机に向かうだけでなく、一度自分のこれからの人生の目標について考え、理想の姿を心に描く時間を作って下さい。そうすれば不安もウソのように消えていくでしょう。