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推薦入試か一般受験か

近年は大学に入るルートが多様化しています。お母様の受験のころとは違っています。お母様が受験したころはほとんどが一般入試、試験当日のペーパー試験の結果だけで合否が決まりましたが、今は指定校推薦や一般公募推薦、AO入試など多様化しています。一般入試による入学がざっくり言って今は50パーセントくらいです。
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一般受験をするのか推薦を狙うのかで、勉強の方法もかなり異なります。なので私としても勉強の指導に気を使うところです。そこで今回は指定校推薦を狙っている一人の塾生を例に出してお話します。
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彼女は現在高校2年生です。中学3年の夏休の終りごろにうちの塾に来ました。 それから高校受験勉強を始めたので、おそい受験勉強のスタートとなりました。高校受験,特に都立高校入試は内申点が重要なのですが、彼女は受験を意識したのが遅かったこともあって、その実力に比較して内申点が足りませんでした。そこでどうしても都立校に入りたいという本人の希望もあって、少しランクを落として絶対に受かる高校を受験し合格しました。
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高校に入ってからは、周りが本人の実力より低いということもあり、定期試験では最初から5番以内に入るようになり、そのうち学年1番になりました。ここまでくれば高校の成績だけで決まる指定校推薦を狙うのが得策です。初期の定期考査でトップの順位を取ったことで、本人は気を良くして勉強に弾みがつきました。一度トップを取ると今度はそれを守ろうして勉強します。たとえ高校のランクが高くなくても、トップを取るのはそれなりに大変なことですし、それでも本人は気持ちがいいものです。
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「鶏口となるも牛後となるなかれ」という諺もあります。先頭に立っているということが、勉強のモチベーションになっているのです。だれもがそうだとは限りませんが、こういう手で大学に入るのも一つの賢い方法だと私は思います。
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