都立入試の数学の問題は最初に計算問題があります。都立に限らず私立高校の数学の入試問題も最初は計算問題です。特に都立の場合この最初の計算問題の配転が大きいです。５０パーセント、１００点満点中半分の５０点近くの配転が計算問題です。この計算問題には円を含めた図形の問題も含まれますが、だいたいが基礎をしっかりかためていれば正答できる問題です。問題用紙全体からみれば占める範囲は５分の１くらいですが、配転は５０点ちかくあります。問題用紙の占める範囲にに惑わされず、ここでしっかり得点して落とさないことが合否を分けます。

またここで間違っても計算ミスをしないようにしてください。ここでの計算ミスで点数を落とすとあとで後悔にさいなまれることになります。時間が少しかかっても見直しを必ずしてください。一部の上位校を除いて全部の問題に手を付けるひつようはありません。確実に点数を稼げるところで十分に時間を使ってください。

都立数学で一番の要が最初の計算門を全問正解することです。そして次の戦略は文章問題は自分が解ける問題とそうでない問題を明確に区別することです。全体的に後ろに行くほど問題は難しくなります。また大問が１、２、３、と小問に別れている場合は１問目の小問が極端に簡単です。配転は１問目は低いですが、たとえば１問目が７点で３問目が１０点など、解くための難易度に比べ点数にはそこまで低くありません。

数学に限らず、また高校入試だけでなく、合格は入試問題を解くときの戦略に大きく影響されます。その戦略を練るには過去の入試問題を何度も解いて研究し戦略を立て、何度も復習して身に着けなければなりません。一度解いた同じ問題であっても何度も解くことをしてください。

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あなたの無事の合格を祈り申し上げます。