中国経済がいよいよ危ないようです。中国は社会主義資本経済という言語矛盾とでもいうような経済政策を採用して経済成長をとげてきましたが、いよいよその矛盾がごまかせなくなってきたようです。日本はバブル経済が崩壊したときその負の遺産（不良債権など）を長い時間をかけてまじめに丁寧にしかも正直に処理してきました。中国経済はずっと以前からバブル状態でいつ崩壊するかとうわさされていましたが、バブルの処理はせず、ずっとごまかし続けてきました。しかしいよいよごまかしきれなくなって、強制的に処理しなければならなくなりました。まさに年貢の納め時です。

長い間処理をせずごまかしてきたので、その負の遺産は雪だるま式に増大しています。なのでその崩壊の影響は中国国内に留まらず、世界中に与えるでしょう。とくに関係の深いアジアやヨーロッパにです。

受験勉強も同じです。早め早めに自分の実力を判断し、早め早めに手を打つと、深刻な状態にならなくて済みます。中国の不良債権の額は日本GDPの数百倍と推測されています。ここから抜け出すには今の国家体制では不可能です。共産党体制の統制経済の下では何年かかるかはかりしれません。抜本的に国家体制を変える必要があるでしょう。

受験勉強も怠けて負の遺産が増大すると、普段の生活を一新して勉強に取り組まないと負けてしまいます。そこまでいかないように普段からコツコツ勉強してプラスの遺産を手堅く構築するのが得策です。