前回の続きです。毎日皇居の周囲をボランティアで清掃している７８歳の男の人の話です。私は毎週木曜日は一緒に掃除することにしています。そのときできるだけ人を誘うようにしています。私もそうでしたが、皇居ランナーも含め皇居に来る人はボランティアで掃除している人を見ると、その中には自分も掃除に参加したいとういう人がいます。でもなかなか自分だけで一念発起して掃除できる人はいません。私もその７８歳の男の人が掃除していたので、声をかけ参加することが出来ましたが、さそってもらうなどの何かのきっかけがなければ自主的にできないものです。なので仲間の皇居ランナーに声をかけています。そうすると掃除してみたいという人がけっこういます。その７８歳の人は毎日、私は週に１回、その他の人は気が向いたときだけ参加するという感じで、掃除する人が少しづつ増えています。掃除をするというのは気持ちの良いものです。特に皇居はエネルギーが高いのか気持ちいいです。何かいいことをしているような気分になるのもいいです。

そこで先日おもしろいことがありました。６４歳の男性が新しく参加したのですが、その人も皇居ランナーです。その人がえらく７８歳の人と話が盛り上がっているのです。私は最初その様子を遠くから眺めていましたが、よくよく事情を聴いてみると２人は同じ高校出身だったのです。しかも同じ九段高校の陸上部だったのです。１４年離れているのでお互い面識はありませんが、共通の先輩後輩がいて話がつきないようでした。高校時代は二人とも皇居をよく走ったそうです。二人ともその恩返しも含めて皇居を掃除できることがありがたいと言っていました。

ちょっとオカルトめいた話になりますが、あなたこの二人の出会いのように偶然とは思えないようなめぐりあわせの経験があるのではないでしょうか。これは偶然ではありません。天がその人の行為をよく観察していてちゃんとその証拠を示すのです。善行をしていることの証を示してくれるのです。人が見ていなくても天はすべてをご存知なのです。お天と様がご覧になっているです。受験もそうですが、受験には運が重要です。もちろん実力がなければどうしようもないですが、運の力は大きいです。そのためにも善行を積まなくてもせめて悪行はなさないようにしてください。１番の善行は両親に感謝することです。

追伸　　もし皇居を一緒に掃除したいという人がいればお問い合わせメールのほうに連絡ください。電話でもOKです。掃除用具はこちらで用意します。