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大学進学か専門学校か、それとも就職か、前半

うちの塾生に限らず大学に進学するか、専門学校に行くか、あるいは就職するかを迷っている人がいれば、金銭的な問題が解決できるのなら、私はいつも大学進学を強く勧めています。大学を出ていなくても世の中で活躍している人や、仕事に成功して大金持ちなる人も多くいます。本田技研の創始者の本田宗一郎やパナソニックの創始者松下幸之助なども学歴がありません。彼らの学歴は今で言えば中卒ぐらいだったと思います。なのでその人の人生が豊かになるかどうかは学歴だけで決まるのではありません。しかし相対的に言って学歴があるほうが有利なことは確かです。大学だけが人生でないというのも真実ですが、その言葉を安易に受け入れて、勉強をあきらめ、中途半端にしてはいけません。大学へ行ったほうが人生が開けるに決まっています。それも世間で言われているゆわゆる有名大学を出たほうが絶対有利です。このことは声高に強調しておきたいと思います。

うちの塾生のことですが、中学生のころほとんど学校に行っていなかったために、高校は定時制に通うことなってしまった生徒がいました。彼女は結局日大に進学しました。高校に入ってからは勉強に目覚め、定時制高校ですがそこでは成績上位でした。私も彼女の希望にこたえるように勉強を教えました。

ところが彼女が高校の最終学年になったとき、学校の先生が就職を勧めてきました。それもかなり強引にです。先生が紹介する就職先は、有名ホテルの社員で初任給が14万円、また居酒屋チェーンで初任給20万円、歯医者の受付で初任給14万円、などでした。私は早稲田に入る前に長いことホテルでバイトしていたので、高卒の社員がホテルでどういう扱われ方をされているかよく知っています。ずっと現場の仕事です。居酒屋にしてもよく似たものだと思います。今時コンビニでバイトしても月に15万くらい稼げます。これが現実です。このようなところが高校卒業生の就職先です。大卒とはかなりの開きがあります。なので高校生になったら、専門学校もあるし就職という道もあるからという言い訳から、決して勉強の手を抜いてはいけません。大学に進学するのと就職するのとでは大きな開きがあるからです。

後半に続く

 

 

 

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