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復習は最低7回

復習が重要なことは今更言うまでもないですが、多くの受験生がまだそのことの意味がわかっていません。もし英文法の問題集を仕上げるとすれば、あなたは何回繰り返すでしょうか。2回や3回では足りなくて、おおよそ7回繰り返さなければなりません。確かに7回というのは一つの目安ですが、2~3回では全然足りません。

数学も同じです。同じ問題を7回くらい解いてやっとマスターすることができます。7回も解かなくても2~3回解も解けばその問題に正解できるようになりますが、それでは応用ができません。数学の大学入試問題は色んな数学の知識の組み合わせで解くことができるようになっています。どんな難解な問題もその部分部分を分解すれば、単純な数学の法則(知識)のパーツになります。なので知識をその役割として応用できるようになるには、おおよそ7回くらいの復習が必要です。

英文法でも同じ問題を7回くらい繰り返すと、ただその問いの正解を導き出すということができるようになるだけでなく、英文法の構造のようなものが見えてきたり、あらたな疑問点が浮かんできたりします。そしてそれらをやっつけていくと、本当の文法力がついてきます。

英語長文もそうです。英語長文は一度きちんと翻訳を仕上げたあとは、何回も音読してください。音読は7回どころではなく、10回20回と繰り返してください。そうすれば英文を読解するときの速度が大幅に上がります。また英語の勘が養え、英語の文の構造が素早く把握でいるようになります。これが同じ英文を繰り返し音読することの効用です。

ようするに復習の重要なことは、その問題の正解を導き出すだけでは不十分で、その応用ができるようになるまでに仕上げないといけないということです。

 

 

 

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