勉強する環境を整えることは、受験に勝利するための最も大切な要素の一つです。受験勉強は長期戦です。学校の定期試験のように一夜ずけではどうにもなりません。調子がいいからといって、一日あるいは数日めちゃめちゃ勉強しからといっても、継続されなければ実力はつきません。なので勉強する環境を整えることが重要になってくるのです。

私の場合は図書館の自習室を徹底的に利用しました。毎朝自習室に決まった時間に入り、できるだけ長い時間とどまるようにしました。調子のいいときは家で勉強しているほうが勉強がはかどるし、またそのほうが体の負担も少ないのですが、結局トータルで勉強の進捗状況を観ると、毎日図書館の自習室に通うほうがはるかに効率がいいのです。

大学受験勉強をしていたころ私はもう社会人だったので、学校に通う必要がありませんでした。なので毎朝決まった時間、朝一番で図書館に入るようにしていました。まず勉強のための最初に力を入れたのは、とにかく毎朝一番で図書館の自習室に入るということでした。自習室では勉強が思いのほかはかどることもありますが、そうでないこともよくあります。でも自習室に入れば少しは勉強します。図書館には興味深い本がたくさんあって、その誘惑に負けることもありましたが、テレビなど家いるときのほうがはるかに誘惑が多いです。私はまず最初にその日の勉強のエネルギーの多くの部分を、朝一番に自習室に入ることに使っていたのです。ここがクリアーできればその日の勉強は半分終わったようなものでした。

受験生のみなさん、家以外で長い時間勉強できる場所、いつでも行ける安定的な勉強場所を確保することをお勧めします。そこにきちんと通うだけで受験勉強は半分勝ったようなものです。