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過去問 過去問

受験直前なのにまだ過去問に取り組んでいない受験生が多くいます。あるいは取り組み方が不十分な人がたくさんいます。何度も言っていますが、過去問は合否を確かめるためのものではありません。合格のために必要な実力をつけ、本番でどういうふうに問題を解いていくかを身に着けるためのものです。あなたは都立の数学の入試問題を見ましたか。全部で大問6問のにちで最初の1問目の配点が46点もあるのですよ。およそ半分の配点です。大問1は9つの小問に分かれますが、ほとんどが基礎的な問題です。図形や順列組合せ・確率の問題も必ず出題されます。図形は円周角が多いです。いずれも基本的な問題で、中学数学の全分野から1問ずつといったぐあいです。ここで取りこぼしはきついです。計算ミスは絶対にやってななりません。この大問1は完答できるような作戦を立てるべきです。時間配分は過去問を実際やってみなければわかりません。また苦手な分野があるなら、ここの基本問題を完答できるだけの最低限の勉強をしておかなければなりません。

社会も実際のどこかの地方の地図が出て、そこから答えを導き出す問題が出題されます。これも慣れが必要です。理科も実験の問題が出題されています。国語の作文もいくつか練習しておいたほうがいでしょう。英語も時間配分をどうするかが合格のカギを握ります。高校受験は同じような実力の生徒がドングリの背比べで並び競います。少しの戦略ミスが致命傷になりかねません、

大学受験も同様です。合否のライン上にたくさんの受験生が並びます。1点が決め手になってしまいます。よくいつごろから過去問に取り組んだらいいでしょうかという質問を受けますが、特に大学受験生は1年前からでもいいです。遅くても夏休み中には過去問に取り組むようにと指導しています。くりかえしますが過去問は合否を確かめるためのものではありません。まだ実力がついていないから実力がついてから取り組むというのでは手遅れです。取り組みが遅れれば遅れるほどそうなってしまいます。たとえば入試直前に取り組んで合格点に及ばなかったらどうします。そのときのダメージはいかほどのものでしょう。

まだ過去問の取り組みがおろそかの受験生は今すぐに過去問に取り組んでください。

 

 

 

 

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