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指定校推薦でも不合格

大学に進学する手段として、は一般受験と推薦入学があります。一般受験はいうまでもなく、入学受験日に指定されている入試教科を受け、その結果で合否が決まるという受験です。受検教科は私立文型では英語(外国語)、国語(古文を含む)、社会(日本史、世界史などの一教科)で、理系では英語(外国語)、数学、理科(物理、化学、生物など)です。国公立ではこれにいくつか教科が増えていきます。およそ半分の生徒がこれで入学します。この一般受検では高校での成績、内申点はまったく考慮されません。当日のテストの点数だけで決まります。いくら高校の成績がよくても合格に有利ということはありません。

推薦入試には普通の公募推薦入試と指定校推薦というのがあります。また系列付属校からの特別推薦もあります。普通の公募推薦入試にも色々種類があって、内申点がある一定以上必要であるとか、何かの資格保有が条件だというのもあります。たとえば商学部や経済学部の受検だと、簿記の資格取得を条件とするところもあります。簿記のように普通の高校生では取得しない資格が条件の場合、受検できる人が少なくなる可能性が高いので、ねらい目だとも言えます。

指定校推薦は条件が厳しく、たとえば早稲田大学なら早稲田大学から内申点が4.5以上でその高校から1人だけ推薦してほしいというような要請があり、高校側はその条件を満たす生徒を1人だけ選び推薦します。条件は厳しいですが指定校推薦に選ばれると、ほとんど合格が決まったものと同じです。

でも指定校推薦で推薦してもらったにもかかわらず不合格になった場合がたまにあります。ひとつは警察にやっかいになるようなことをしたときです。もちろん窃盗や暴力沙汰は一発でアウトですが、喫煙や飲酒にも気をつけなければなりません。指定校推薦をもらったなら少なくとも大学入学までは身を謹んでおとなしくしていた方がいいでしょう。それからこれは実際ある女子高であったことですが、ファンの外国人のタレントが成田に来日したので、出迎えに行ったそうで、それがTVに映っていて不合格になったそうです。その日は普通に高校の授業がある日で、学校をさぼって行ったのがばれてしまったからのようです。また指定校推薦にもかかわらず面接で落とされることもあります。これも実際にあったことですが、あらかじめ本人から提出された作文や論文について面接官にたずねられ、まともに答えることができなかったので不合格になりました。作文や論文は本人が書いていないということが明らかになったからでしょう。もちろん反抗的な態度や、あきらかに面接にそぐわない服装していれば、アウトなことな言うまでもありません。

指定校推薦を受けられたかた、もう合格が決まったものと同じですが、油断しないようにしてくださいね。

 

 

 

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