受験勉強と睡眠時間について 2
もし1日8時間寝ているとなると、人生の3分の1が眠っていたことになって、平均寿命が90歳と仮定するれば、なんと30年間も寝ていたことになります。この時間をたとえ3分の1でも取り戻せば実際10年も寿命が延びたことになり、90歳が100歳になりませす。これは単に数字上のことですが、睡眠時間が短ければもっといろんなことができるに違いありません。特に受験生にとっては、睡眠時間を短縮して、その時間に受験勉強できれば、もっと上の学校を狙えるはすです。
以前このブログで、睡眠時間短縮のメリットについて述べましたが、今回はその睡眠時間を短縮し勉強の質を維持する具体的な方法について述べます。私自身がいわゆるショートスリパーで、平均の睡眠時間が3~4時間です。しかも元々睡眠時間が短かったのではなく努力して短くしました。努力と言いましたが、そんなに大変だったいうわけではありません。特別精神力が必要だというのでもありません。
多くの人は「私は8時間寝ないとダメ」 「私は6時間で十分」 などと人それぞれ自分だけの睡眠時間を持っています。私から睡眠時間の短縮を求めても、「それは無理」 「体壊しちゃう」 などとたいてはすぐに拒否します。この〇〇時間寝ないとダメ、というのが偏見で、単なる思い込みにしかすぎません。まずはこの思い込みを消すことから始めなければなりません。人は睡眠中は体温も下がり免疫力も低下します。睡眠中に風邪を引いたり、病気に感染したりします。あなたも朝目覚めときに喉に痛みを感じたりして、朝に(睡眠中に)風邪を引いた経験があるでしょう。合理的に考えてこの免疫力が低下する「睡眠時間」を短くしたほうが、体にいいに決まっています。ショートスリーパーになるにはまずこの思い込みから開放されなければいけません。
次に毎日起きる時間を決めることです。私の場合4時半です。少し長い目に睡眠時間を取りたい場合は寝る時間を早めます。私は1時半に寝て4時半に起きるのですが、日によって12時過ぎに寝たり2時過ぎに寝たりします。でも起きる時間は4時半です。次に大切なことは2度寝はしないことです。2度寝とは一度起きてからまた寝ることですが、4時半に目覚ましをかけているのに3時に目が覚めてしまってもまた寝てはいけません。そのまま起きなければいけません。たとえトイレにせよ目が覚めたということは、起きる体制が整っていたということで、また寝てはいけません。それともうひとつルールがあります。決まった睡眠以外に15分程度の仮眠を1日2回ほど取ることです。私は100均のキッチンタイマーもいつも持っていて、必要なときはタイマーをセットして仮眠します。
私はおよそ2ヶ月で、睡眠時間が6~7時間から、3~4時間に短くすることができました。1日が長くなり色んなことに余裕をもってできるようになりました。こんなに前向きでプラスことはちょっとないです。ショートスリーパーに興味のある方は、堀大輔氏が書いた本を読んでください。著者名で検索すればすぐに出てきます。彼によれば今までに300人を人をコンサルして、99パーセント3時間睡眠に導いたそうです。クライアントは元々6時間や8時間、10時間以上も寝ていた人が多数含まれているそうです。