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受験勉強と睡眠時間について 1

私が子供のころ4当5落と言われたことがありました。4時間睡眠なら合格で5時間睡眠なら不合格という意味です。東大に入るにはこれくらい睡眠時間を削って勉強しないと合格しないということです。ところが実際東大に合格した学生にアンケートをとってんみると、6~7時間が平均的な睡眠時間だったようです。だれもが平等に1日24時間しかありません。それで睡眠時間を削って勉強時間を作りたというのが受験生の切実な願いです。これに対して受験のプロからは、睡眠時間を削ると勉強の能率が落ちる、それに体調を崩してしまえば元も子もないということで、毎日6時間以上の睡眠時間は確保すべきですよ、というのが睡眠時間と受験勉強に対する回答です。

ただ睡眠時間には個人差があるので、何時間寝なければいけいという万人に共通するものはありません。1日4時間で十分だという人もいるし、8時間寝ないと調子が悪いという人もいます。中にはショートスリーパーと言って、1~3時間の短睡眠の人もいます。私も世間で言うショートスリーパーの一人です。私は最初から睡眠時間が短かったのではありませんが、努力して短くしたのです。かつては6~7時間睡眠時間をとっていましたが、今では3~4時間です。1日の睡眠時間が45分という人がいて、短時間睡眠を習慣化するためのコンサルをしています。私はその人に直接指導を受けたのではありませんが、その人が書いた本を参考にして睡眠時間を短くしました。

睡眠時間が短くなると世界が一変します。学生は学校の授業や部活、宿題などで、ほとんど一日が終わってしまいます。趣味などに当てる自分の時間はその合間から作り出さなければなりません。会社に勤めているサラリーマンなど大人もそうです。子育てをしているお母さんもそうです。ほとんど自分の時間がありません。だけどショートスリーパーになれば世界が一変します。自分の時間が何倍にもなります。1~2時間程度だった自分の時間がいきなり4~5時間に増えるため、1日が何倍にもなったように感じるのです。ショートスリーパーになってから最初の1年は、世間の人があっという間に1年が過ぎてしまったと感じる中で、今年は長かったなあーと、感じるようになります。大晦日の日にです。

睡眠時間を短縮する具体的な方法や、効率的な仮眠の取り方については、次回に述べる予定です。ご期待ください。

 

 

 

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