一人ひとりの生徒を塾長が責任を持って個別指導しています

文京区、豊島区、新宿区の生徒が通う個別指導塾 笑顔の学習塾

再び暗記のコツ

受験勉強は記憶力がカギです。歴史や地理はもちろん暗記教科ですが、数学や物理も広い意味では暗記教科です。暗記には色々コツがあって、工夫するとしないとでは結果が大きく違ってきます。たとえば年号のように、ただ出来事と年号を結びつけてしまう単純な暗記より、出来事の内容と年号を語呂合わせで関連つけて暗記するほうがずっと覚えやすいです。またその語呂合わせも自分で思いついた語呂合わせの方がいいし、はっと思うくらい奇抜な発想によるものの方が記憶に残ります。年号に限らず物事と関連つけるのには時間がかかり面倒で、頭も使います。単純暗記の方はその瞬間は覚えられるし、エネルギーも使わないので楽です。ただし長期の記憶定着には結びつきにくいです。

暗記は単純暗記のように楽な方法に走らず、時間をかけて関連つけをしっかり考えてから始めたほうがずっと楽に覚えられます。たとえば英単語は、ただ単純に日本語と英語の意味を結びつけるだけでなく、英文の文章の中で関連つけて暗記するといいです。1度丁寧に日本語訳した文章に出てきた英単語は、簡単に頭に入ってしまいます。また、英単語の語源を調べて覚える方法もあります。英単語だけでなく暗記を始めるまでの準備に時間をかけます。あせらずじっくり準備したほうが結局効率よく記憶が定着します。

数学などの否暗記系と思われる教科も、解き方のパターンを覚える暗記教科です。解法の丸暗記ではなく、解法に至る論理を理解することによって暗記します。逆にそうしないと覚えらません。数学や物理は暗記の準備に時間がかかるということです。

また暗記には反復回数を増やすのも大事なことです。英単語や歴史事項などは反復回数を増やしやすいですが、数学や物理などは時間がかかるので反復回数を増やすのに工夫が必要です。解答にいたるすべてを筆記していると反復回数が伸ばせません。なので筆記する部分とそうでない部分をうまくわけるようにしてください。

 

 

 

コメントを残す