夏休みが終わり秋も１０月にもなると、受検生はだれでも焦りを感じます。この時期焦りを感じない人は、よっぽど実力がある人か肝っ玉のできた人、そうでなければちょっと神経が壊れた人でしょう。焦りはあって当然です。しかしそれも程度問題です。焦りが原因で勉強がはかどっていないと感じるならば、今何を勉強していて、これからどんな勉強をする必要があるのかよく分析することが大事です。

合格に必要なこと(重要な勉強）をピックアップし、優先順位をつけてください。ピックアップはできるだけ細分化してください。そして優先順位の高いものから順番に克服していってください。

毎日の勉強に優先順位をつけるだけで、迷わず目の前の勉強に集中することができます。おそらくみなさんは頭の中でただ漠然と勉強の優先順位つけているだけでしょう。それでは迷いが生じます。迷いは焦りや不安を増大させます。すべては迷いが原因です。その迷いを少しでも軽減するためには、するべきものの優先順位をしっかりつけることです。

優先順位はきちんとノートに書き出してください。頭の中で処理してはいけません。優先順位をノートに書き出すと焦りが減ります。目の前の勉強に集中できるようになります。この時期一度勉強の軽重をはっきりさせ、それをしっかり認識しておくことが大事です。